24h スティックカバーファンデーション コスメ解析ドットコム

24h スティックカバーファンデーション

NaturaPurify Institute inc.

24h スティックカバーファンデーションの格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★
☆☆
しっとり感:○
さらさら感:×
さっぱり感:×
敏感肌適性:×
肌回復力:×
保湿力:△
アンチエイジング力:×
1mlあたり 円

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24h スティックカバーファンデーションの解析結果

ファンデーションというタイプでは今や珍しいノンシリコン処方。


主に天然オイル、エキス、それに酸化チタンなど鉱物系で構成。
この処方ですと当然サラサラ感には欠けてくる感触となるでしょう。
ベースのメドウフォーム油等、なめらか系のややしっとりしたタッチが表立ってくるでしょう。

ただしその中に、ヒマシ油が混じっていることもあり、肌にはいささかマイルドとは言えない構成です。

使用感、安全性ともに疑問符がつく内容で、快適に使えるファンデーションとは思いにくい一品です。

より先進的な製品も数多くある中ではあまり魅力的に映らないと考えます。


主な成分の解説

メドウフォーム油は北カリフォルニア、南オレゴンなどに自生するメドウフォームの種子から抽出されたオイルで、エイコセン酸を主成分とし、しっとりと滑らかでべたつかない感触を与える。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
カカオエキスは脂肪の蓄積抑制、吸収阻害、抗酸化作用を付与。
ヒマシ油はこのままの形では肌がかぶれるケースが多く、最近の処方ではほとんど配合されることは少ないオイルです。
キャンデリラロウは自らを乾燥から守るために分泌している樹液を茎から抽出した天然の植物ロウで、アレルギー性が低く光沢と固さを与える。
カルナウバロウはブラジルワックスと呼ばれ、ヤシの葉由来で融点の高いエステル油が多く含まれるロウ成分です。
ツバキ油は、オレイン酸、リノール酸リッチなエモリエントオイルで、やや酸化されにくく固まりにくい性質のオイル。
シャクヤク根エキスは抗酸化作用、抗アレルギー作用、収れん作用、脂肪分解作用、免疫増強作用。
ショウブ根エキスは抗菌、血行促進、収れん作用を付与。
ボタンエキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進、皮脂の抑制、抗炎症作用、抗菌、抗アレルギー作用。
酸化チタンは非常にきれいな白色の顔料で、紫外線散乱剤としても用いられる無機化合物です。
マイカ(雲母)はツヤ感と透明感が特徴。花崗岩などを由来としているため、光沢が美しい特徴があります。
酸化鉄は様々な着色が可能な鉄の酸化物で、彩度、明度が高く分散性、耐候性、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤性に優れ、皮脂を吸いにくく持ちがよい。毒性はない。

24h スティックカバーファンデーションの全成分:

メドウフォーム油・ホホバ種子油・カカオ脂・ヒマシ油・キャンデリラロウ・カルナウバロウ・ツバキ油・シャクヤクエキス・ショウブ根エキス・ボタンエキス・アロエベラ液汁末・サンゴ末・トコフェロール・水・エタノール(+/-)酸化チタン・マイカ・酸化鉄・水酸化Al

24h スティックカバーファンデーションの宣伝文,商品説明:

スティックカバーファンデーションを使用している際に、
まれに表面部分にぶつぶつとした凹凸が表れることがあります。
これは、天然のワックス成分“カカオ脂”が低温下で凝固することで起こる現象です。
常温の温かい部屋に置いたり、指にとって使用することで、温度が上がり、凹凸が解消されます。
また凹凸が若干残っても品質には問題ありませんので、そのままお使い頂けます。
このような現象が表れるのも、本当の意味で天然・自然の成分を使用しているからであり、自然の証とご理解頂けたら幸いです。

24h スティックカバーファンデーション2015 (c)コスメ解析ドットコム