ALBION EX−VIE (エクス・ヴィ) THE CLEAM (ザ・クリーム)

標準的な美容クリームは超える性能ですが、値段はちょっと異常。

中身はわるくありません。しかし、トップクラスというほど全体的なレベルは高い方ではありません。

注目ポイント

使用感も良く、エキス類の有益性がクオリティ高い逸品。
高い保湿性をベースにしながら、抗シワペプチドにビフィズス菌発酵エキスのDNA修復作用、アマチャヅルの機能的保湿性、その他女性ホルモン様作用による保湿性アップ、皮脂コントロール、
抗酸化作用、収れん作用などを含みます。

総評

スクワラン、ワセリン、ミネラルオイルをベースに、プランドュールSHも加えた高抱水性の基剤が非常にリッチ。
密着する保湿油剤をベースに、有効エキスが肌に浸透・・という作りになっていますね。

総合力としてはまずまず手応えありな製品であり、肌の改善に役立つことは予想できる内容です。

しかしながら、60000円超えというような強烈な値付けはさすがにやり過ぎ。
そこまでのクオリティとはいえず、０が１つ多すぎるのでは？という印象が強く残ります。

ローズ水はセイヨウバラまたはダマスクバラの花を水蒸気蒸留によって得られる芳香性の水。表皮からβ-エンドルフィンの遊離を促進する作用があり、皮膚細胞代謝活性化、メラニン生成抑制作用を持つ。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
ダイマージリノール酸（フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ ベヘニル） (プランドュールSH)はラノリンと同等の抱水性と、ツヤ、光沢性の付与、密着性の高さが特徴。
水添ポリイソブテンはスクワランに似た軽いさらっとした感触。伸びよく、優れた浸透性。
ワセリンは石油から得られる半固形の炭化水素で、粘着性が強く、油性を与え保湿効果を付与。
ミネラルオイルは石油原油を蒸留し固形パラフィンを除去した炭化水素系油剤。
皮膚によく延び、浸透性がないため無刺激。油との相溶性が強く、クレンジング基剤としても広く使われる油剤。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
アマチャヅルエキスは細胞に存在する水の通り道アクアポリンを活性化し、敏感肌改善、保湿作用を付与。
カッコンエキスはクズの根から得たエキスで、紫外線防止、ニキビ抑制、美白作用などを付与。
カワラヨモギエキスは抗酸化作用、女性ホルモン様作用、皮脂の抑制、収れん作用、抗菌作用を付与。
ゲンノショウコエキスはタンニンを多く含み、その他ケルセチン、没食子酸、コハク酸を含むことから抗酸化、抗老化作用を付与。
センチフォリアバラ花エキスはバラの芳香と抗酸化作用、収れん作用を与えます。
テンチャエキスは甜茶の葉エキス。抗酸化作用を付与するポリフェノール含有。 トウキ根エキスは収れん作用、抗炎症作用、血行促進、CMC形成促進作用、バリヤ機能強化作用、抗菌作用。
パルミトイルペンタペプチド-4は線維芽細胞を活性化し、コラーゲン生成を促進して抗シワ効果を与えるペプチド。アルジルリンより穏やかに作用する特徴。
ヒキオコシ葉/茎エキスは抗菌、抗男性ホルモン、抗酸化作用、抗炎症作用を付与。
ビフィズス菌発酵エキスは紫外線により損傷を受けたDNAを修復。また、免疫増強作用を示す。
レイシエキスは霊芝の子実体を乾燥したもの。抗酸化作用に優れ、免疫増強作用を与える。
ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸／ステアリン酸／ロジン酸)ジペンタエリスリチルはツヤと抱水性に優れたエステル油です。