AMPLEUR(アンプルール) ラグジュアリーホワイト ローションAO

美白なら任せろ！という勢いのハイドロキノンローション。

この化粧水の特徴といえば、なんといってもハイドロキノン。
ハイドロキノンといえば超強力美白剤ですが、ハイドロキノン＋セタルコニウムクロリド（カチオン界面活性剤）という組み合わせでさらに持続性を与えているのが特徴。

配合量からしたら、さほど真っ白になるほどのインパクトはないにせよ、一般的な美白化粧水に比べ作用は強そうというのが印象的です。

化粧水としての機能はといえば、
ラフィノースから始まる温和な保湿作用が中心に、肌のキメを整え水分を保持する能力をアップさせるタイプです。
カチオン化ハチミツや、ペリセアが優れた保湿効果を与え、
フェルラ酸、ワルテリアインディカ葉エキスのセットが美白作用を相乗効果でアップ。
αーリポ酸、ルチンの抗酸化作用も美白につながります。

美白効果の高さは、これらの構成から推察するに結構期待していいレベルにあるといえるでしょう。

ハイドロキノンがメインでしかも持続性があるため、ある種漂白作用を持つこの成分が白斑や刺激性を与えやすいという点を留意しなければなりません。

無論、このあたりについては考慮されて作られていると思いますが、一般的な美白製品よりリスクは確実に高めであるということは認識すべきです。

より早く、強い美白作用を重視するのなら選択肢に入る一品です。
かなり積極的に肌にアプローチする、攻めの化粧水。

ラフィノースはフルクトース、ガラクトース、グルコース分子がグリコシド結合によって連なった構造の糖で、肌のラメラ構造を改善する働きを持つ保湿剤。
グリセリンは界面活性剤の刺激を抑えたり、やや持続する保湿効果、肌弾力アップ、肌の代謝促進効果を持ちます。３つある水酸基に水分子がつくことで保湿効果を発揮。安価でしっとりした素材。
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))コポリマーはアルカリで中和するとゲル化する乳化剤で、皮膜形成、ベースの安定化に使われます。
ハイドロキノンとセタルコニウムクロリドが作る錯体によって、ハイドロキノンの気化を遅らせ、効能に持続性を与えている。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaは通称ペリセア。優れた浸透性でセラミドと同様の保湿機能と、髪にも浸透、補修、弾力向上、潤滑性向上、洗浄剤の刺激緩和、泡立ち安定など様々な改良効果を付与。
プラセンタエキスは保湿、抗アレルギー作用、線維芽細胞増殖促進作用。
ゲンチアナ根エキスはフランスの山地に自生するリンドウ科の植物で、苦味の強い特性から食欲増進、発毛促進、消炎、皮膚活性化作用を付与。
カッコンエキスはクズの根から得たエキスで、紫外線防止、ニキビ抑制、美白作用などを付与。
グルコシルルチンはソバに多く含まれるフラボノイドで、紫外線による活性酸化を除去し、コラーゲンの架橋形成阻害による抗シワ効果が認められている成分。
ムラサキ根エキスはヒアルロン酸産生促進作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗菌作用。
フェルラ酸は米ぬかから得たポリフェノールの一種で、抗酸化、美白、紫外線吸収効果、抗菌作用を持つ難溶性成分。
ワルテリアインディカ葉エキスはヒメコバンノキ属のワルテリアインディカの葉から抽出した植物エキス。フェルラ酸と相乗効果で美白力をアップさせます。
チオクト酸は別名 α-リポ酸。細胞内ミトコンドリアに存在し、細胞の呼吸やエネルギー産生に欠かせない成分。化粧品では、美白・美肌・皮膚代謝改善効果・脂質代謝促進効果を付与。
フェニルトリメチコンはツヤを特徴とするシリコーンで、撥水性があり潤いを与えつつツヤ感をきれいに見せるタイプのコーティング成分です。