アンプルール ラグジュアリホワイト 薬用アクティブフォーミュラ

程よい効果、使用感のオーソドックスな美白化粧水。

油溶性ビタミンC、カムカムエキス、アルブチンを据えた美白化粧水。
抗酸化作用によるシワ予防効果や、もちろん美白効果が期待される一品となりますが、
美白効果自体は高いレベルとはいえません。

わりとよくあるタイプの程よいホワイトニング効果な製品であり、
どちらかと言えば使用感の良さ、保湿感が印象的な設計となっています。

このタイプの製品の中では中の上くらいのクオリティとみられ、ある程度のスキンコンディショニング効果を期待できる点は良いでしょう。
ただし、値段の割には若干マイルドな印象で、傑出した保湿性能・美白作用があるわけでもなく、
ほんのりと保湿させてべたつかず、さらっとした使用感におまけ程度の美白効果、という内容です。

即効性を求めるならNGですが、じわじわと永く使って効かせたいという方にはまずまずというレベル。

アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖を結合させた成分で、ハイドロキノンの刺激性を除去した形です。ただ低刺激な分、メラニン合成阻害効果はハイドロキノンの35分の１に過ぎません。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
イソノナン酸イソノニルはさっぱりして延びのよいオイル。シリコーンの溶解力も優れる油性基剤。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル／オクチルドデシル)は疑似セラミドと呼ばれ、ヒアルロン酸の2倍の保湿効果を発揮。

ゲンチアナ根エキスはフランスの山地に自生するリンドウ科の植物で、苦味の強い特性から食欲増進、発毛促進、消炎、皮膚活性化作用を付与。
グルコシルルチンはソバに多く含まれるフラボノイドで、紫外線による活性酸化を除去し、コラーゲンの架橋形成阻害による抗シワ効果が認められている成分。
テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは油溶性ビタミンCで、経皮吸収と安定性に優れた抗酸化剤。抗老化、美白、抗アクネ菌、コラーゲン産生促進、抗炎症作用を付与。
シコンエキスは別名ムラサキ根エキスともいい、シコニン、アセチルシコニンを含有。高い抗炎症・抗菌性や、創傷治癒効果、ニキビの予防作用などを付与。
加水分解酵母エキスは細胞活性化、線維芽細胞増殖促進作用、免疫増強作用を付与。
クレアチンは毛髪内のイオン結合数を増加させる作用で毛髪のハリ・コシを増強させます。
カッコンエキスはクズの根から得たエキスで、紫外線防止、ニキビ抑制、美白作用などを付与。
アデノシン三リン酸2Naは高エネルギーによる皮膚細胞を活性化させる効果でアンチエイジング効果を付与。
カムカムエキスはフトモモ科のカムカム果実から抽出。レモンの25-40倍のビタミンCを含む抗酸化、美白成分。