田舎家 青じゅる

穏やかエキス系の美容液的ジェル

素材のチョイスは標準以上のクオリティといえますが、オールインワンというには力不足というより他ありません。

漢方のようなイメージで微妙に少しずつ効かせる

即効性や浸透性などとは無縁。穏やかに、じっくりと長く使うことでジワリとコンディションをアップさせるタイプといえるでしょう。

ペプチド、フラーレンは強力だが

配合量からしても有効性をただちに期待はできません。
ただ、エキス類の効果とフラーレンの抗酸化作用の相乗効果を得る可能性はあり。
そういった意味では、美白効果あたりは多少期待できるかもしれません。

まろやかに美肌効果を楽しむ

目立って特筆するような要素が少ないのが残念ですが、
逆にいえば全体的な、ベースアップ的な効果を見込めるとあって、
長く使えば一定のスキンコンディショニング効果を獲得することも夢ではありません。

すぐに効果を体感したい方には不向き。

マルチトールは麦芽糖(マルトース)の還元により合成。感触の良い保湿効果。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
アボカド油は皮膚親和性が高く柔軟効果に優れる。
アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見され、尿素から合成、もしくはコンフリーから抽出され原料化されている成分。抗炎症作用、細胞活性化作用が優れる 。
アセチルヒアルロン酸Naは、アセチル基を持つ構造により肌と親和性を高め持続性を持たせています。
チャ葉エキスは抗酸化作用に優れ、過剰な皮脂の抑制、抗アレルギー作用、抗菌、抗炎症、脂肪分解作用などを付与。
マグワ根皮エキスは美白作用を目的。
カミツレ花エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、女性ホルモン様作用、抗炎症、血行促進、発汗作用を付与。
パセリエキスはペクチン、タンニン、カロチン、ビタミン Cを含む。消炎、抗ニキビ、抗酸化作用。
サクラ葉エキス(ソメイヨシノ葉エキス)は肌荒れ、抗炎症、美白作用を付与。
オリーブ葉エキスはオレウロペインを含有したエキスで、皮膚の老化を防ぎ、肌荒れを改善する効果。
ビワ葉エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進、メラニン生成を抑制、収れん作用、抗菌、抗炎症作用。
ユキノシタエキスは抗酸化作用、皮脂の抑制、育毛、メラニン生成を抑制、収れん作用、女性ホルモン様作用。
甘草エキスはグリチルリチンを含有する抗炎症エキスで、優れた消炎、刺激緩和作用を付与。また、グラブリジンによる美白作用も与えます。
ビフィズス菌発酵エキスは紫外線により損傷を受けたDNAを修復。また、免疫増強作用を示す。
アロエベラ葉エキスは抗炎症、線維芽細胞増殖促進作用、抗菌作用を付与。
カッコンエキスはクズの根から得たエキスで、紫外線防止、ニキビ抑制、美白作用などを付与。
クロレラエキスはβ-カロチン、ビタミンB群などが多く含まれ、皮膚細胞活性化作用、保湿効果を与えます。
ヨモギ葉エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、皮脂の抑制、収斂作用、抗菌作用、抗炎症作用。
スーパーオキシドジスムターゼは皮膚の細胞内基質であるヒアルロン酸の脱重合を阻害し、生体高分子を保護する。
さらに、過酸化脂質の形成を阻害、表皮細胞を保護。
フラーレンは1996年クロトー博士に発見されたノーベル化学賞受賞成分で、ビタミンCの125倍の抗酸化作用、プラセンタの800倍のコラーゲン産生促進作用を持つ成分。
オリゴペプチド-24(EGF)はEGFを誘導することにより、線維芽細胞増殖促進作用、表皮細胞増殖作用を与えるアンチエイジング効果。
ポリビニルピロリドン(PVP)は水に溶けると増粘、結合作用を示す合成ポリマーで、乾燥すると突っぱるようなハリを与える。ただし、吸湿性があり、湿度が高いとハリを失う。