アロ クリムサボン コスメ解析ドットコム

アロ クリムサボン

バタフライ・アイランド株式会社

アロ クリムサボンの格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感:×
さらさら感:△
さっぱり感:○
敏感肌適性:×
肌回復力:△
保湿力:△
アンチエイジング力:×
1mlあたり32 円
100 ml/3200 円

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アロ クリムサボンの解析結果

豪華な添加剤を従えた、石鹸。


ベースは石鹸で、そこに両性界面活性剤を始めいくつかの石鹸のデメリットをマシにする成分を配合。

つまりは、比較的質の良い成分によって石鹸の尻拭いをしているような一品。

フラーレンやヒトオリゴペプチド−1はノーベル賞受賞成分であり、正しく使えば圧倒的な存在感を発揮するのは事実ですが、
この石鹸の中に配合されても、ほとんど本来の有効性を体感することは難しいでしょう。

というのも、石鹸はそもそも洗い流すものであり、のんびりと肌につけておくわけにもいきません。
さらに、石鹸には当然石鹸カスの問題があったり、そもそもアルカリ性なので肌には負担が大きく、セラミドの溶出による肌の乾燥をまねきます。

これらの問題をいくつかの成分がカバーしようとしていますが、全体を通してみてもお世辞にも品質が高い一品とは感じられません。

せっかくのノーベル賞受賞成分も石鹸カスの向こうに霞んでしまうような製品です。


主な成分の解説

カリ石けん素地は単純な脂肪酸とアルカリによる石けんで、アルカリ性でなければ作用せず、そのアルカリ性であることが肌の保湿成分を溶出させる原因となります。
スクロースショ糖で、高い保湿性がありますがベタつきのあるタッチ。
パーム核脂肪酸アミドDEAが泡立ちの安定性を高めます。
アミノ酸各種が毛髪、皮膚に対して親和性を持つ保湿作用を与え、しなやかな感触に。
ココイルイセチオン酸Naは両性界面活性剤で、泡質がクリーミーでしっとり感があり、粘膜刺激が低く生分解性が良好。
水溶性コラーゲンはフカヒレ、サケ、ヒラメ、カレイなどの魚の皮から抽出したコラーゲン。通称マリンコラーゲンとも呼ばれ、コラーゲンの中でも優れた保湿性を持つと言われています。
プラセンタエキスは保湿、抗アレルギー作用、線維芽細胞増殖促進作用。
フラーレンは1996年クロトー博士に発見されたノーベル化学賞受賞成分で、ビタミンCの125倍の抗酸化作用、プラセンタの800倍のコラーゲン産生促進作用を持つ成分。
ヒトオリゴペプチド-1EGF(上皮成長因子)という1986年にスタンレー・コーエン博士がノーベル賞を受賞した皮膚の表皮層を飛躍的に成長・再生・修復活性化させる成分。
加水分解コンキオリンは真珠由来のタンパク質で、うるおい、ツヤ、細胞活性化作用を付与します。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
ベタインはトリメチルグリシンというアミノ酸系保湿成分。浸透性に優れる保湿性を付与。
クオタニウム-73はピオニンと呼ばれる光反応性成分。抗菌作用、皮膚の清浄作用、整肌作用を持つ。

アロ クリムサボンの全成分:

カリ石ケン素地,水,ステアリン酸,BG,スクロース,パーム核脂肪酸アミドDEA,ココイルイセチオン酸Na,グリセリン,水溶性コラーゲン,プラセンタエキス,フラーレン,ヒトオリゴペプチド-1,加水分解コンキオリン,ヒアルロン酸Na,スクワラン,グリチルリチン酸2K,トレハロース,ベタイン,ベヘニルアルコール,ステアリン酸PEG-2,セテス-30,クオタニウム-73,トコフェロール,香料,フェノキシエタノール,EDTA-2Na

アロ クリムサボンの宣伝文,商品説明:

濃密泡のクリーム洗顔

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