アルージェ トータルモイストベール リップエッセンス
全薬工業
アルージェ トータルモイストベール リップエッセンスの格付け
アルージェ トータルモイストベール リップエッセンスの解析結果
均整がとれていて比較的質の高いリップ美容液。
唇用美容液として、コクのあるツヤ感や使用感、潤いを付与できる一品のようです。
リップ用ということですから、当然(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチルのようなロウや、ワセリンといったところがベースを構成。
ホホバ、擬似セラミドなどが保湿効果を、ジパルミトイルヒドロキシプロリンは肌の本来の保湿力を高める効果を付与。
特別肌に悪影響はなく、リップ美容液として求められる要素をしっかりと内包。
抗炎症力も高く、バランスがとれていてまずまずオススメできるレベルにある商品だといえます。
防腐剤がアミノ酸系でマイルドである、ということも注目すべきでしょう。
全体として好印象な内容であり、価格を考えれば充分試す価値のあるクオリティを持っているといえます。
隅々まで最高レベル、とまではいえませんが、平均点の高い良品であるといえるでしょう。
リンゴ酸ジイソステアリルは難溶性成分の溶解力が高いエステルで、肌にはさらっとした感触を与えます。
水添ポリイソブテンはスクワランに似た軽いさらっとした感触。伸びよく、優れた浸透性。
ワセリンは石油から得られる半固形の炭化水素で、粘着性が強く、油性を与え保湿効果を付与。
(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチルは混合脂肪酸とジペンタエリトリットのエステル。
ワセリン、ロウ状の成分で、抱水性と感触改善性に優れる。
(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリルは肌に柔軟性を与え、製品の乳化安定状態を保つためにも用いられます。
アミノカプロン酸は止血剤として使用される人工合成アミノ酸。主に抗炎症作用を目的に配合。
加水分解卵殻膜は鶏の卵殻膜から抽出されたペプチドで、保湿性が高く肌を柔軟にして肌荒れを防止。密着した強い保護膜を形成。
グリチルレチン酸ステアリルは油溶性のグリチルリチン酸、抗炎症作用を付与。
ジパルミトイルヒドロキシプロリンは線維芽細胞増殖促進作用、肌の柔軟性改善。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
コメヌカエキスは収れん作用、ヒアルロン酸分解酵素阻害効果による保湿効果。
タルクは滑石を微粉砕した粉末で、鉱物の中で最も柔らかい特徴があります。滑り良く、吸着性が高いため、メイク下地としてよく使われる。
ポリアミノプロピルビグアニドはアミノ酸系防腐剤で、微生物の細胞膜の構造を破壊して殺菌作用を示す。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)は疑似セラミドと呼ばれ、ヒアルロン酸の2倍の保湿効果を発揮。
アルージェ トータルモイストベール リップエッセンスの全成分:
リンゴ酸ジイソステアリル、水添ポリイソブテン、ワセリン、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、アミノカプロン酸、加水分解卵殻膜、グリチルレチン酸ステアリル、コメヌカスフィンゴ糖脂質、ジパルミトイルヒドロキシプロリン、トコトリエノール、トコフェロール、ホホバ種子油、ポリクオタニウム-61、コメヌカ油、水添レシチン、タルク、フェノキシエタノール、ペンチレングリコール、ポリアミノプロピルビグアニド、水、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、リゾレシチン
アルージェ トータルモイストベール リップエッセンスの宣伝文,商品説明:
うるおいのベールで唇を包み込むように保護するリップクリーム。
米ぬかセラミド配合で、乾燥や紫外線のダメージを受けやすい唇をふっくらなめらかに整え、しっとり感が長時間持続します。
べたつかないつけ心地で口紅の下地としても使用できます。