アスタリフト エマルジョン コスメ解析ドットコム

アスタリフト エマルジョン

富士フイルム

アスタリフト エマルジョンの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感:○
さらさら感:△
さっぱり感:×
敏感肌適性:○
肌回復力:△
保湿力:△
アンチエイジング力:△
1mlあたり42 円
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アスタリフト エマルジョンの解析結果

発展途上感もある、期待の製品です。


アスタキサンチンをはじめ、擬似セラミド、バラエッセンスなど、価値は感じさせる部分はしっかりあります。

ただし、ベース付近にステアリン酸グリセリル(SE)など、石鹸乳化の自己乳化剤があるのはマイナス。その石鹸の部分が肌を乾燥させるのです。
その他にも、どう見てもお金がかかってない作り方を感じさせる成分が少なからず散見され、
好感度という面ではどんどん下がってしまうタイプですね。

もちろん、メリットも大きくアスタキサンチンの能力はずば抜けているのですが、総合してみるとやや平凡にも見えてしまう全成分表。
コストパフォーマンスが悪いということはありませんが、もう少し何とかならないか。

期待とがっかりが交錯する内容であり、
富士フィルムが本物の化粧品屋に化けるには、もう少し超えるべき壁があるように思える一品です。


主な成分の解説

エチルヘキサン酸セチルはさっぱりした感触に基剤向けエステル。延びがよく肌なじみが良い。
メドウフォーム油は北カリフォルニア、南オレゴンなどに自生するメドウフォームの種子から抽出されたオイルで、エイコセン酸を主成分とし、しっとりと滑らかでべたつかない感触を与える。
ステアリン酸グリセリル(SE)のような古いタイプの自己乳化型乳化剤には石けんが乳化に使われている場合が多く、これは刺激の素ともいえます。
ベタインはトリメチルグリシンというアミノ酸系保湿成分。浸透性に優れる保湿性を付与。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
水溶性コラーゲンはフカヒレ、サケ、ヒラメ、カレイなどの魚の皮から抽出したコラーゲン。通称マリンコラーゲンとも呼ばれ、コラーゲンの中でも優れた保湿性を持つと言われています。
アセチルヒドロキシプロリンは高い経皮吸収性を持つコラーゲン・セラミド合成促進効果をもつ成分。皮膚の保湿・弾力性・シワ改善を期待。
ヘマトコッカスプルビアリスエキスアスタキサンチンで、β-カロテンの40倍、ビタミンEの1000倍の抗酸化作用をもつ。数少ない血液脳関門を通過する抗酸化物質。
トマトエキスはビタミンA,C,クエン酸、リンゴ酸、カロチンを含む。皮膚にうるおい、代謝促進作用。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ダマスクバラ花油はブルガリアの稀少なバラ精油で、リラックス、女性ホルモン様作用、脳の活性化、消化器の活性化、更年期障害の軽減、汗、加齢臭を軽減、異性を惹きつける効果。
ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールは低粘性で軽いタッチの優れた乳化剤。難溶性シリコーンや紫外線吸収剤も溶解するが、べたつかないのが特徴。
ステアロイルグルタミン酸2Naはマイルドな乳化安定剤で、金属封鎖(キレート)作用も与えます。
セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドはセラミド1を模倣した構造に合成した擬似セラミド。細胞間脂質であるセラミドを補給し、肌の保水機能を改善します。

アスタリフト エマルジョンの全成分:

水、BG、エチルヘキサン酸セチル、メドウフォーム油、グリセリン、PEG-75、ステアリン酸グリセリル(SE)、ベタイン、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、スクワラン、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、アセチルヒドロキシプロリン、ヘマトコッカスプルビアリス油、トマト果実エキス、ペンチレングリコール、ジメチコン、オレイン酸ポリグリセリル-10、ステアリン酸ポリグリセリル-2、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ステアリン酸スクロース、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、レシチン、ダマスクバラ花油、ベヘニルアルコール、パルミチン酸セチル、ステアロイルグルタミン酸Na、カルボマー、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、エチルヘキシルグリセリン、水酸化K、香料、フェノキシエタノール

アスタリフト エマルジョンの宣伝文,商品説明:

なめらかなうるおいで肌の水分と油分のバランスを整え、ぷるんっと満ちた柔らかな肌に整える乳液です。

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