ベビーバランス 薬用モイストクリームH(薬用全身保湿クリーム) コスメ解析ドットコム

ベビーバランス 薬用モイストクリームH(薬用全身保湿クリーム)

菊星

ベビーバランス 薬用モイストクリームH(薬用全身保湿クリーム)

ベビーバランス 薬用モイストクリームH(薬用全身保湿クリーム)の格付け

★★★★

皮膚刺激リスク
☆☆☆☆
しっとり感: △
さらさら感: ○
さっぱり感: △
敏感肌適性: ○
肌回復力: ○
保湿力: ○
アンチエイジング力: △
1mlあたり15 円
120 ml/1890 円

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ベビーバランス 薬用モイストクリームH(薬用全身保湿クリーム)の解析結果

比較的穏やかな整肌作用を与えるモイストクリーム。


セラミド、油溶性ビタミンC、ビタミンB,Aの配合が嬉しいスキンコンディショニング品ですね。

シンプルに構成された使い勝手のいい一品と見れます。

成分を見ていくと、
流動パラフィン(ミネラルオイル)は石油原油を蒸留し固形パラフィンを除去した炭化水素系油剤。
皮膚によく延び、浸透性がないため無刺激。油との相溶性が強く、クレンジング基剤としても広く使われる油剤。
ミリスチン酸イソプロピルは皮膚に柔軟性、潤滑性を与え、製品の展延性も高める粘土の低い油性成分です。
パラフィンはロウソクやクレヨンでもおなじみのワックス成分で、化学的に安定し油性基剤として潤滑な感触を与える。
セラミド2は皮膚の角層や毛髪に多く含まれるセラミドで、特に,毛髪で88%の構成比を占める。
セラミド3はN-ステアロイルフィトスフィンゴシンという名称で、とくに皮膚角層の保湿性を維持するセラミドの一種です。
パルミチン酸レチノールはビタミンA誘導体で、抗シワ、抗老化、たるみ、シミ、乾燥を防ぐ効果を付与。
テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは油溶性ビタミンCで、経皮吸収と安定性に優れた抗酸化剤。抗老化、美白、抗アクネ菌、コラーゲン産生促進、抗炎症作用を付与。
その他、少量の添加成分としては、
シアノコバラミンは皮膚コンディショニング効果、整肌・保湿作用を付与。
トウモロコシ胚芽油は一般的に"コーン油"と呼ばれるオイルで、リノール酸、オレイン酸を主成分とするオリーブ油に近い特性をもつオイル。
オクチルドデカノールは薄い皮膜を形成し、さらっとしたタッチを与える油性成分。
ポリビニルピロリドン(PVP)は水に溶けると増粘、結合作用を示す合成ポリマーで、乾燥すると突っぱるようなハリを与える。ただし、吸湿性があり、湿度が高いとハリを失う。

総合すると、
しっかりと肌をカバーして保湿作用をもたらすワックス成分と、肌本来が持つ保湿成分であるセラミドの補給、さらに肌深部にアプローチするビタミンCの抗酸化作用がマイルドに作用する一品です。

肌の弱い方、赤ちゃんにも優しい構成で、肌荒れの予防や改善にじっくりと効かせることができる内容と言えます。

これといって不都合のある成分はなく、名称どおり赤ちゃんに使うにも安心な設計。悪くないですね。

ベビーバランス 薬用モイストクリームH(薬用全身保湿クリーム)の宣伝文,商品説明:

プルプルのうるおい処方
赤ちゃんのみずみずしいお肌(角質層)には約20%の水分が含まれています。
薬用ベビーバランスはみずみずしいお肌に欠かせないセラミド2・3をおぎなう、顔、全身に使えるうるおい処方のクリームです。
お肌へのやさしさを考えてつくりました
ベビーバランスは医薬部外品です。
下記の効能効果があります。
肌あれ・あれ性・あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ。皮膚にうるおいを与える。皮膚の乾燥を防ぐ。

ベビーバランス 薬用モイストクリームH(薬用全身保湿クリーム)の全成分:

[有効成分]
ステアリン酸グリチルレチニル
[その他の成分]
精製水、濃グリセリン、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、親油型モノステアリン酸グリセリル、セタノール、ソルビット液、ポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、パラフィン、セラミド2、N-ステアロイルフィトスフィンゴシン、パルミチン酸レチノール、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、天然ビタミンE、シアノコバラミン、塩酸ピリドキシン、トウモロコシ油、ステアリン酸、ステアリン酸アミド、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、メチルポリシロキサン、セチル硫酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ジブチルヒドロキシトルエン、プロピルパラベン、メチルパラベン

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