Baxter(バクスター)クレイマスク コスメ解析ドットコム

Baxter(バクスター)クレイマスク

Baxter of California

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Baxter(バクスター)クレイマスクの解析結果

あまり得があるようなマスクではありません。


ベントナイトだ自己乳化型ステアリン酸グリセリルだ、ポリソルベート、TEA・・・という配合成分から判断すれば、
お世辞にも肌に優しいとは思えない製品だとすぐに勘付きます。

ベントナイトは強力な粘性と乳化安定性を持つ成分ですが、泥系成分の中では不純物(針状シリカ)の含有があるタイプで、アスベストに似た構造であることから注意が必要。
ステアリン酸グリセリル(SE)は、このSEの部分が自己乳化、もっといえば、石鹸乳化してますよ、という意味であり、石鹸が混入しているということになります。
当然、石鹸でマスクしたい人などいるわけもありません。

DMDMヒダントインは防腐剤ですが、上限0.3%までの配合と限定されている少し懸念もあるタイプです。
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは真菌・カビ・酵母菌を抑制し、特にカビに効果大。安全性高い。

これらの成分からわかるように、あまりマイルドとは言えない、最近目にしないような粗雑な作りと言えるでしょう。
基本的な狙いとしては、クレイなどの配合からも察するに肌の清浄作用などを狙っているのではないかと見られますが
明らかに、メリットよりもデメリットの方が多く、使用感や効能についても高いとは言えない製品であります。


主な成分の解説

カオリンは吸水性の高い粘土の一種で、白の発色がきれいな鉱物です。
ステアリン酸グリセリル(SE)のような古いタイプの自己乳化型乳化剤には石けんが乳化に使われている場合が多く、これは刺激の素ともいえます。
アロエ液汁は抗炎症、線維芽細胞増殖促進、抗菌作用を持つエキスです。
アボカド油は皮膚親和性が高く柔軟効果に優れる。
アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見され、尿素から合成、もしくはコンフリーから抽出され原料化されている成分。抗炎症作用、細胞活性化作用が優れる 。
トウキンセンカ花エキスは金盞花というオレンジ色の花のエキスで、抗菌、整肌、抗炎症、清浄作用を与えるカロチノイド,サポニン,フラボノイドを含有します。
ハマメリス葉エキスは穏やかな抗炎症作用を付与。
コンフリー葉エキスは育毛・エラスチン保護、抗炎症作用。

Baxter(バクスター)クレイマスクの全成分:

水、カオリン、ベントナイト、グリセリン、ステアリン酸グリセリルSE、ステアリン酸、アロエベラ葉汁、ポリソルベート20、アボガド油、アラントイン、BG、トウキンセンカ花エキス、ハマメリスエキス、ヒドラスチスカカデンシスエキス、PG、コンフリー葉エキス、TEA、DMDMヒダントイン、ヨードプロピニルブチルカーバメート、メチルパラベン、プロピルパラベン、酸化チタン

Baxter(バクスター)クレイマスクの宣伝文,商品説明:

肌表面の汚れを浮かし取りながら、角質にうるおいを与えて肌の調子を整えます。
ノーマル肌からオイリー肌用 / 週に1度のお手入れに