バルク オム ザ ローション コスメ解析ドットコム

バルク オム ザ ローション

TSUMO・JP株式会社

バルク オム ザ ローションの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
☆☆☆☆
しっとり感: △
さらさら感: △
さっぱり感: △
敏感肌適性: △
肌回復力: △
保湿力: △
アンチエイジング力: △
1mlあたり31 円
100 ml/3150 円

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バルク オム ザ ローションの解析結果

リンゴ幹細胞成分をメインとしたローション。その利点は?


男性向けということで、ベタつきを極力抑えた、という宣伝がされていますが、ベースがグリセリン、スクワランという時点で「あれ?」と思ってしまいます。
むしろ、結構しっとりでは?

エチルヘキサン酸セチルは良いですが、イソステアリン酸ポリグリセリル-10もわりとグリセリンのしっとり感を残すタイプ。

液体にコクを与えるためか、ベヘニルアルコールといったエモリエント剤も配合があるところを見ると、あまりサラッとした感触に仕上がるとはいえない部分も考慮すべきでしょう。

成分を見ていくと、
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
エチルヘキサン酸セチルはさっぱりした感触に基剤向けエステル。延びがよく肌なじみが良い。
イソステアリン酸ポリグリセリル-10は低HLBの乳化剤として、皮膚に対する親和性が高く、伸展性に優れた刺激の少ない油性成分です。
リンゴ果実培養細胞エキスは肌の「幹細胞」の寿命を延ばし、また新しい細胞の生成を促進する効果が認証されているアンチエイジング成分。
ユズ果実エキスはユズセラミドを含有し、髪や肌の保湿機能を強化。
チャ葉エキスは抗酸化作用に優れ、過剰な皮脂の抑制、抗アレルギー作用、抗菌、抗炎症、脂肪分解作用などを付与。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは角質細胞成熟、肌荒れ改善効果。
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルはパルミトレイン酸を多く含み、人の皮脂に類似したエステル。
体温付近に融点があり、非常にタッチのいいオイルです。
グリセリルグルコシドは糖とグリセリンがくっついた保湿剤。泡質の改善、滑らかさの付与、保湿効果などを与えます。

総合すると、
リンゴ幹細胞のアンチエイジング効果は見もので確かに期待できますが、全体を見た印象では有効性が明確に高いとは言いにくい製品とも言えます。
男性向けに特化したという処方でもありませんし、
むしろ男性が持ちやすい肌の悩みを積極的に改善できる成分が乏しいタイプではないか。

いまひとつおすすめ感のない一品です。

バルク オム ザ ローションの宣伝文,商品説明:

男性のための乳液を考えた時、私たちが最も重要視したのは、「使用後のべたつき・重さ」を極力抑えることでした。

贅沢と呼んで差し支えないほど美容成分を豊富に配合したThe Lotionにおいて、サラサラと仕上がりつつも保湿を長時間キープできる設計を実現するまでの開発は難航し、ようやく辿り着いた答えがThe Lotionです。
ナチュナルな使用感と比類なき肌への働きかけをぜひ体感してください。

バルク オム ザ ローションの全成分:

水、グリセリン、スクワラン、エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸ポリグリセリル-10、リンゴ果実培養細胞エキス、温泉水、ユズ果実エキス、チャ葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、加水分解シルク、クレイミネラルズ、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、グリセリルグルコシド、ベヘニルアルコール、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、パルミチン酸セチル、ステアロイルグルタミン酸Na、キサンタンガム、レシチン、BG、エタノール、水酸化K、カルボマー、フェノキシエタノール、香料

バルク オム ザ ローション2015 (c)コスメ解析ドットコム