バルク オム ザ フェイスウォッシュ コスメ解析ドットコム

バルク オム ザ フェイスウォッシュ

TSUMO・JP株式会社

バルク オム ザ フェイスウォッシュの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
★★★
☆☆
しっとり感: ×
さらさら感: △
さっぱり感: ○
敏感肌適性: △
肌回復力: △
保湿力: ×
アンチエイジング力: ×
1mlあたり21 円
100 ml/2100 円

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バルク オム ザ フェイスウォッシュの解析結果

粘土と石けんによるクレンジングタイプの洗顔料。


いかにもよく皮脂などを落としそうな設計ですが、石けんそのものが男性の洗顔向きではないという話もあります。
なぜなら、皮脂を過剰に取り過ぎること、肌の常在菌のバランスを崩すこと、アルカリの残留によって肌のセラミド、ステロールといった保湿因子を溶出させ、脂っぽいが乾燥肌、という喜ばしくない状況に向かわせてしまいます。

成分を見ていくと、
ベースはカリ石けん素地。

アルカリ性である石けんシャンプーのデメリットは肌のセラミドを溶出させ、セラミドの産生を7時間前後遅らせる懸念がある。
ベントナイトはモンモリロナイトを主成分とした中性-アルカリ性を示す粘土成分。体積の10倍の水を吸うことができ、強力な粘性と乳化安定性を持つユニークな成分。
クレイミネラルズは粘土から得られる複数の鉱物の総称で、収れん、保湿、pH調整、粘度調整などに用いられます。
リンゴ果実培養細胞エキスは肌の「幹細胞」の寿命を延ばし、また新しい細胞の生成を促進する効果が認証されているアンチエイジング成分。
ユズ果実エキスはユズセラミドを含有し、髪や肌の保湿機能を強化。
チャ葉エキスは抗酸化作用に優れ、過剰な皮脂の抑制、抗アレルギー作用、抗菌、抗炎症、脂肪分解作用などを付与。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは角質細胞成熟、肌荒れ改善効果。
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルはパルミトレイン酸を多く含み、人の皮脂に類似したエステル。
体温付近に融点があり、非常にタッチのいいオイルです。

総合すると、
リンゴ果実培養細胞エキスなど、有望な成分を配合はしていますが、いかんせんタチの悪い石けんベース、泥成分のさらなる脱脂効果で、肌のバランスがよくなるとはいえないタイプの洗顔です。
より良いものは山ほどあるという点で、この製品の評価は平凡ということになります。

バルク オム ザ フェイスウォッシュの宣伝文,商品説明:

やすらぐ香り、優しい仕上がり。
極上の洗顔体験がここに。
へたりづらくきめ細やかに泡立つテクスチャ「生せっけん」。無防備な素肌をさらけ出す過剰な洗顔を避けるため、ソフトな使用感と潤沢な保湿成分を実現しました。The Face Washは、ナチュラルで健やかな肌へと導きます。

バルク オム ザ フェイスウォッシュの全成分:

カリ含有石ケン素地、水、グリセリン、ソルビトール、BG、クレイミネラルズ、ベントナイト、リンゴ果実培養細胞エキス、温泉水、ユズ果実エキス、チャ葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、加水分解シルク、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、グリセリルグルコシド、ナタネ油、トコフェロール、キサンタンガム、レシチン、エタノール、フェノキシエタノール、香料

バルク オム ザ フェイスウォッシュ2015 (c)コスメ解析ドットコム