ビューナ セリペアスキンローション コスメ解析ドットコム

ビューナ セリペアスキンローション

ビューナ

ビューナ セリペアスキンローションの格付け

★★★★

皮膚刺激リスク
☆☆☆☆
しっとり感:○
さらさら感:○
さっぱり感:△
敏感肌適性:○
肌回復力:△
保湿力:○
アンチエイジング力:△
1mlあたり20 円

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ビューナ セリペアスキンローションの解析結果

ごくシンプルに設計された化粧水です。


シンプルな中で主役はフィブロインとセリシンというシルクを構成するたんぱく質。
一見中身の薄そうな化粧水ながら、この成分の機能性だけで品質をググっとアップさせている内容です。

成分を見ていくと、
グリセリンは界面活性剤の刺激を抑えたり、やや持続する保湿効果、肌弾力アップ、肌の代謝促進効果を持ちます。3つある水酸基に水分子がつくことで保湿効果を発揮。安価でしっとりした素材。
オウゴンエキスはバイカリン、バイカレインを有効成分とし、タバコの煙など環境ストレスによる皮膚老化を抑制、美白、抗シワ、毛穴・敏感肌改善、育毛、抗菌作用などを付与。
フィブロインは絹の70-80%を構成する繊維状たんぱく質で、乳化力・使用感の改善や、皮膚細胞生育促進性を持つ。多孔質であるため、通気性,水蒸気透過性があり、さらっとした感触を付与。
セリシンは絹より抽出精製されるペプタイドで、皮膜形成、ハリ・コシ付与、皮膚の保湿性向上作用。

この2つは化粧水に喜ばしい感触と機能性を付与することで、まさにメイン級の活躍を期待される成分です。


内容としては、非常に単純でシルク以外に見どころもありませんが、
意外にも他に余計なものはいらない!という勢いで作ってしまったとみられる強気な製品でもあります。
これは、すごく評価が難しいタイプでもあります。
フィブロインあたりの機能性を最大限評価するとすれば、これはオススメに違いありませんし、
そこがイマイチだった場合は真逆の結論にもなり得るという、グレーな製品。
現時点での結論としては、期待を込めて4つということにします。
フィブロインの有効性に疑いはありません。しかし、この製品の中でどのくらい活躍するか。
追跡調査をぜひしたいと思います。

ビューナ セリペアスキンローションの全成分:

水、グリセリン、BG、オウゴンエキス、フィブロイン、ヒアルロン酸Na、セリシン、ヒドロキシエチルセルロース、PEG-60水添ヒマシ油、メチルパラベン

ビューナ セリペアスキンローションの宣伝文,商品説明:

●シルクを知り尽くした京都市産業技術研究所と京都工芸繊維大学が共同開発!100%国内産のまゆから抽出したフィブロインとセリシンの化粧水です。
●ヒアルロン酸も配合で、もっちり潤い吸いつくローション!
●注目の人工皮膚素材で毛穴・凹凸もケアします。

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