セルケア EG 炭酸洗顔フォーム コスメ解析ドットコム

セルケア EG 炭酸洗顔フォーム

アメニティコーポレーション

セルケア EG 炭酸洗顔フォームの格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★
☆☆
しっとり感:×
さらさら感:△
さっぱり感:○
敏感肌適性:△
肌回復力:×
保湿力:×
アンチエイジング力:×
1mlあたり12 円
150 ml/1850 円

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セルケア EG 炭酸洗顔フォームの解析結果

一瞬マイルドな製品かと錯覚しますが、そうでもない。


いわゆるアミノ酸系の洗顔フォームと言える製品になりますが、
そのベースであるココイルグリシンKはアミノ酸タイプの中では石鹸に最も近いさっぱり脱脂系であり、
石鹸と同様にアルカリ性を好む性質も特徴です。

さらに炭酸Naの添加などからもわかるように、もはやアミノ酸系とはくくれないほどの脱脂力強め、肌の負担も高めな特徴を持っているタイプと見ていいでしょう。

添加されているエキス類に関しては肌荒れを防止するタイプで、比較的気が利いている部類です。
ヒトオリゴペプチド-1のようなノーベル賞受賞成分が配合されている点も訴求ポイントといえますが、
ほとんど石鹸とみてもいいほど石鹸に近いタイプである一品です。

まとめて見てみても、添加剤の良質さに比べ、ベースはやや肌に負担の大きい点が懸念されます。
自と、肌の弱い方にはお勧めしない製品となります。


主な成分の解説

グリセリンは界面活性剤の刺激を抑えたり、やや持続する保湿効果、肌弾力アップ、肌の代謝促進効果を持ちます。3つある水酸基に水分子がつくことで保湿効果を発揮。安価でしっとりした素材。
ココイルグリシンKはアミノ酸系洗浄剤の一種。アルカリ性を好み、弱酸性ではほとんど泡立ちもしない。アミノ酸系では最も刺激性があり、さっぱりした仕上がりだが肌には少々負担。
コカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)が刺激緩和、粘度調整。
マルチトールは麦芽糖(マルトース)の還元により合成。感触の良い保湿効果。
ヒトオリゴペプチド-1EGF(上皮成長因子)という1986年にスタンレー・コーエン博士がノーベル賞を受賞した皮膚の表皮層を飛躍的に成長・再生・修復活性化させる成分。
炭酸Naは強いアルカリ剤であり、たんぱく質を分解、油脂をそこそこ乳化する力を持ちます。主に石けんの脱脂力向上に用いられます。
ユズ果皮油は柑橘の香りが持続性を持ち、収れん作用、保湿作用とともにアロマテラピーでも用いられるオイルです。
ユーカリ葉エキスは皮脂抑制、美白、収れん、抗菌作用。
ベタインはトリメチルグリシンというアミノ酸系保湿成分。浸透性に優れる保湿性を付与。
オランダカラシ,ゴボウ,サボンソウ,セイヨウキズタ,セージ, レモンエキスはリパーゼ活性阻害作用を示すエキスセットで肌荒れを改善、防止します。

セルケア EG 炭酸洗顔フォームの全成分:

水、BG、グリセリン、ココイルグリシンK、ペンチレングリコール、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、マルチトール、炭酸Na、ヒトオリゴペプチド-1、塩化Na、レモンエキス、ラウリルグルコシド、ユズ果皮油、ユーカリ葉エキス、ベタイン、セージ葉エキス、セイヨウキズタエキス、サボンソウエキス、ゴボウ根エキス、オランダカラシエキス、フェノキシエタノール、エチドロン酸、エタノール

セルケア EG 炭酸洗顔フォームの宣伝文,商品説明:

麦芽パワーを含んだクリームのようなきめ細かい泡立ちが、肌を傷つけない「弾力」、汚れを優しく取り去る「吸着力」がお肌を包み込むように洗えます。
EGFをはじめ6種類の植物エキス、ユズ果皮油、レモンエキスなどの美容成分が肌の再生を促す「保湿力」を高めてくれます。
すすいだ後も潤いはちゃんと肌にとどめ、いつまでもふっくらした素肌を保つ。まさに美容液で顔を洗うような感覚の洗顔料です。
ノンパラベン・無香料・無着色・EGF配合

セルケア EG 炭酸洗顔フォーム2015 (c)コスメ解析ドットコム