ちふれ ボラージ クリーム
ちふれ化粧品

ちふれ ボラージ クリームの格付け
☆☆☆
皮膚刺激リスク
☆☆☆
しっとり感:○
さらさら感:×
さっぱり感:×
敏感肌適性:△
肌回復力:×
保湿力:○
アンチエイジング力:×
1mlあたり12
円
ちふれ ボラージ クリームの解析結果
シンプルに、保湿効果を残すクリームです。
ボラージ、とは、ルリジサの種子由来の敏感肌に有効なオイルの名称ですが、
このボラージ油を配合したクリームという一品です。
ベースにワセリン、スクワラン、ベヘニルアルコール。いずれも保湿感があるしっとりタイプで、
肌の内側から水分を逃さないようにフタをするタイプの油剤です。
その他は前述のボラージ油、シソエキス、チョウジエキスといった肌の炎症を抑制したり、収れん作用を付与するエキス類。
まとめ
ごくシンプルなスキンクリームで、確かにボラージ油のアレルギー・アトピー肌対策効果は期待したい一品となりますが、
総合的に見ると比較的マイルドな印象が強い処方といえます。
要は、さほど敏感肌の方にそれを改善させるほどのインパクトはないという印象。
敏感肌の方が肌を悪化させないように保湿させたい、という期待に向けたものであり、
大きく現状を改善させるほどのものとまでは思うべきではないでしょう。
主な成分の解説
ワセリンは石油から得られる半固形の炭化水素で、粘着性が強く、油性を与え保湿効果を付与。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
グリシンは保湿性が高く、様々な配合成分と相性が良いので多く登場するアミノ酸類です。
チョウジエキスは抗酸化作用、皮脂の抑制、メラニン生成を抑制、抗菌、収れん作用。
シソエキスは抗炎症、防腐、収れん作用を特徴とするペリラアルデヒド、α-リモネンなどを含有。
ボラージ油はルリジサの種子から抽出したγーリノレン酸を豊富に含むオイルで、
リン酸アスコルビルMgはビタミンC誘導体で、抗酸化作用、美白作用を期待して配合されますが、アルカリ性の製品でないと分解してしまうデメリットがあります。
グリチルレチン酸ステアリルは油溶性のグリチルリチン酸、抗炎症作用を付与。
ちふれ ボラージ クリームの全成分:
グリチルレチン酸ステアリル <その他の成分> ワセリン ,トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル ,スクワラン ,ベヘニルアルコール ,ジメチコン ,ステアロイル乳酸Na ,大豆油 ,BG ,濃グリセリン ,D−マンニット ,水素添加大豆リン脂質 ,ヒアルロン酸ナトリウム(2) ,グリシン ,チョウジエキス ,シソエキス(1) ,ボラージオイル ,ペンタステアリン酸デカグリセリル ,縮合リシノレイン酸デカグリセリル ,メチルパラベン ,プロピルパラベン ,フェノキシエタノール ,キサンタンガム ,天然ビタミンE ,リン酸アスコルビルMg ,無水エタノール ,クエン酸Na ,BHT ,精製水
ちふれ ボラージ クリームの宣伝文,商品説明:
乾燥してカサつく肌をしっとりなめらかにととのえる、顔・からだ用の薬用保湿クリームです。