クラランス ジェントル フォーミング クレンザー ノーマル/コンビネーション コスメ解析ドットコム

クラランス ジェントル フォーミング クレンザー ノーマル/コンビネーション

CLARINS(クラランス)

クラランス ジェントル フォーミング クレンザー ノーマル/コンビネーションの格付け

☆☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★★
しっとり感:×
さらさら感:△
さっぱり感:○
敏感肌適性:×
肌回復力:×
保湿力:×
アンチエイジング力:×
1mlあたり25 円
125 ml/3200 円

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クラランス ジェントル フォーミング クレンザー ノーマル/コンビネーションの解析結果

日本向きな製品ではありません。


この内容で「みずみずしく洗い上げる」のは至難の業と言えるでしょう。

理由は言うまでもなく、ベースの石鹸である点やラウロイルサルコシン、ラウレス硫酸塩などのかなり高い脱脂力の洗浄剤で構成されている事

これではどう取り繕っても仕上がりの悪さは免れません。

そればかりか肌に対してほとんど優しさを感じられないような粗悪洗浄剤+刺激性の懸念などがあります。

石鹸ですので当然アルカリ性でありますし、さらに脱脂力を高めるような処方している点はなぜかというと、
海外の硬水(ミネラル分が多い水質)環境では石鹸が泡立ちにくいことに起因しているとみられます。
ラウレス硫酸Naなどを添加することによって、硬水中でも安定して泡立ちを確保することができるため、このような手法になっているのでしょう。

ところが日本はご存知のように軟水の環境にあるため、本来必要のない泡立ち用の高脱脂洗浄剤のデメリットをモロに受け止めることになります。

それが肌に良いわけもなく。

解説が長くなりましたが、この製品を使うには日本の環境自体が適していないと言うことを認識すべきでしょう。


主な成分の解説

ミリスチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸+水酸化Kのよくある石けんベースに、
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ラウロイルサルコシンTEAは、アミノ酸系とは言えないほど洗浄力が強く、かつ刺激性が懸念される洗浄剤。石けんのような沈着性があり、脱脂力が過剰・刺激性があり、感触も悪い成分。
ラウレス硫酸塩は安価なシャンプーに高確率で採用される、高脱脂、高洗浄力、泡立ちの強い洗浄剤。ラウリル硫酸Naに酸化エチレンを付加し、浸透性を減らしたことで皮膚刺激を緩和している。
ジステアリン酸グリコールはシャンプー用パール化剤。真珠に似た結晶を形成し、パール調光沢を与える。
α-グルカンオリゴサッカリドは皮膚上の有益な常在菌だけを選択的に繁殖させ、頭皮トラブルの原因になる菌を抑制します。

クラランス ジェントル フォーミング クレンザー ノーマル/コンビネーションの全成分:

水、グリセリン、ステアリン酸、ミリスチン酸、水酸化K、ジメチコン、ラウリン酸、ラウロイルサルコシンNa、ラウレス硫酸TIPA、ベヘン酸グリセリル、ジステアリン酸グリコール、オゾケライト、香料、PG、EDTA-4Na、α-グルカンオリゴサッカリド、ポリムニアソンチホリア根汁、マルトデキストリン、シロバナワタ種子エキス、シュッコンカスミソウ根エキス、乳酸桿菌、ソルビン酸K、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、BHT、サリチル酸ベンジル、ブチルフェニルメチルプロパナール、リモネン、リナロール、酸化チタン

クラランス ジェントル フォーミング クレンザー ノーマル/コンビネーションの宣伝文,商品説明:

きめ細かく豊かな泡が肌を心地良く包みさらりとみずみずしい肌に洗いあげる洗顔フォームです。
肌のpHバランスを維持しながらつっぱり感を感じさせず、透明感あふれる肌へ整えます。

クラランス ジェントル フォーミング クレンザー ノーマル/コンビネーション2015 (c)コスメ解析ドットコム