クレ・ド・ポーボーテ ローション (F さっぱり)
資生堂

クレ・ド・ポーボーテ ローション (F さっぱり) の解析結果




使用感の良さとトーンアップ効果とさらさら感
トラネキサム酸をはじめとしたトーンアップ作用を中心に、アクアインプール、スーパーヒアルロン酸、真珠のコンキオリン、絹のシルクを配合したバランス感の良い化粧水。
トラネキサム酸自体は飲むことで美白作用を期待される成分であり、あまり期待値としては高くはありません。
ただし、サンザシ、ユキノシタ、イザヨイバラ、サイコ、アセンヤクエキスといった脇役が美白効果を得意としていて、穏やかに肌のトーンアップを来しそうな印象です。
油性基材の使用感も悪くなく、機能的で高級感を感じるタイプのタッチに。
いささか高額なように感じさせますが、狙いとしての美白、保湿効果は質の一段高いものといって良いレベルでしょう。
欲を言えば、トラネキサム酸の部分かなと思います。改良の余地はありです。
クレ・ド・ポーボーテ ローション (F さっぱり) の全成分:
トラネキサム酸,グリチルリチン酸ジカリウム,パントテニールエチルエーテル,加水分解コンキオリン液,加水分解シルク液,アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム,ユキノシタエキス,セイヨウサンザシエキス,カモミラエキス(1),グリシルグリシン,イザヨイバラエキス,サイコエキスBS,L-セリン,アセンヤクエキス,リン酸L-アスコルビルマグネシウム,精製水,エタノール,ジプロピレングリコール,濃グリセリン,ポリエチレングリコール1500,1,3-ブチレングリコール,α-オレフィンオリゴマー,エリスリトール,ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル,エデト酸二ナトリウム,ポリオキシエチレンフィトステロール,イソステアリルアルコール,イソステアリン酸,ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル,クエン酸ナトリウム,ヒドロキシエチルセルロース,クエン酸,セスキオレイン酸ソルビタン,ヒアルロン酸ナトリウム(2),ピロ亜硫酸ナトリウム,2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液,フェノキシエタノール,香料
主な成分の解説を見る
トラネキサム酸はt-4-アミノメチル-シクロヘキサンカルボン酸という名称で、美白成分、また紫外線による肌荒れの抑制といった効果を見せます。グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。
パンテニルエチルは広く使われているプロビタミンで、毛髪の持続的な潤い、ツヤをあたえる。
加水分解コンキオリンは真珠由来のタンパク質で、うるおい、ツヤ、細胞活性化作用を付与します。
アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)は、アセチル基を持つ構造により肌と親和性を高め持続性を持たせています。ヒアルロン酸の2倍に及ぶ水分保持能力。
ユキノシタエキスは抗酸化作用、皮脂の抑制、育毛、メラニン生成を抑制、収れん作用、女性ホルモン様作用。
サンザシエキスはバラ科サンザシの花、葉、実抽出エキス。フラボノイド、ビタミンCを多く含有し、保湿、美白、収れん作用を与えます。
グリシルグリシンは毛穴収縮作用。
イザヨイバラエキスはサンショウのような葉が耐病性があり、レモンの数10倍の抗酸化作用を持つことから
サイコエキスは柴胡の根から抽出。サポニンがリッチで、清浄作用、線維芽細胞増殖促進、肌のハリ・弾力を生み出し、たるみ、シワ・くすみのない肌に整えます。
リン酸アスコルビルMgはビタミンC誘導体で、抗酸化作用、美白作用を期待して配合されますが、アルカリ性の製品でないと分解してしまうデメリットがあります。
オレフィンオリゴマーはスクワランと似た感触の合成炭化水素です。油性基剤やエモリエント性を付与します。
PEG/PPG-m/nジメチルエーテルは
- 総合評価:3.8
- 使用感:4
- うるおい:3.5
- 老化防止力:3.5
- 素材の品質:4
- 全体の安全性:4
- 効果の持続性:4
- 効果・影響力:3.5
- 費用対効果:4 ?>ml
- 価格/10545円
- 1mlあたり/62.03円
クレ・ド・ポーボーテ ローション (F さっぱり) の採点
※最高5点・最低1点・3点が中間基準点クレ・ド・ポーボーテ ローション (F さっぱり) の宣伝文,商品説明:
みずみずしい輝く肌へと導く化粧水。
角層のすみずみまで素早く浸透し、肌のすこやかな生まれ変わりを助けます。
さわやかでさっぱりしたタイプ。