ナチュラルアクアジェル Cure コスメ解析ドットコム

ナチュラルアクアジェル Cure

東洋ライフサービス

ナチュラルアクアジェル Cureの格付け

☆☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★★★
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:○
敏感肌適性:×
肌回復力:×
保湿力:×
アンチエイジング力:×
1mlあたり10 円

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ナチュラルアクアジェル Cureの解析結果

いわゆる皮膜剤とカチオン界面活性剤によるピーリング剤です。


角質に密着して剥がし落とすという強制剥離剤ともとれる一品。
目覚ましい効果がある一方で、肌のケアという観点からは最低レベルの行為といえます。

成分を見ていくと、
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーは乳化・増粘効果を付与。少量の添加で乳化を安定させることが可能。
ジココジモニウムクロリドはヤシ油脂肪酸にプラスイオンを付加して作られるカチオン界面活性剤。しなやかに指通りを改善し、静電気抑制効果を付与。
ステアルトリモニウムブロミド(4級カチオン界面活性剤)は静電気防止、指通り改善、ダメージ部の疎水性を復元し、シリコーン類の定着を促進。比較的低刺激。
イチョウ葉エキスは抗菌作用、抗アレルギー作用、収斂作用を付与。
ローズマリーエキスはシソ科のエキスで消臭・静菌・抗酸化作用を持ち、ヨーロッパでは肉の鮮度向上のために料理に使われる。

古い角質を剥がして、新しい皮膚に入れ替える、聞こえは悪くないかもしれません。
本来皮膚が自然に行っている行為を、強制的に強い作用を加えて行うのはリスクでしかありません。
「古い皮膚」と言われている部分は、それ自体がまさに「バリヤ」として肌の内部を守っているのであり、
皮膚が内部から代謝されながら表面に現れる間に「核」が潰れ、細胞としては死んだ状態で皮膚表面を覆います。
この、死んだ細胞が覆っているお陰で、ものに触れても痛みを感じにくく、水を通さず、内からの水分を逃さないという状態を作っています。

ピーリングというのは、まだ核のある生きている細胞を表に引き出してしまう行為なので、

赤ちゃんのように、また敏感肌の方のように極めて刺激に弱く、乾燥しやすい状態を自ら作り出してしまいます。
カチオン界面活性剤自体も、「タンパク変性作用」が強いため細胞毒となる成分であり、普通肌に塗るようなことは忌避すべき成分。
あらゆる観点からも、使うべきでない理由しか浮かんでこない駄作です。

ナチュラルアクアジェル Cureの全成分:

水(活性化水素水)・グリセリン・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー・ジココジモニウムクロリド・ステアリルトリモニウムブロミド・キダチアロエ葉エキス-1・イチョウ葉エキス・ローズマリーエキス・BG・エタノール・イソプロパンノール

ナチュラルアクアジェル Cureの宣伝文,商品説明:

入れる前にまず取ること。どんなに素晴らしいお化粧水や美容液も、肌なじみが悪ければ意味がありません。
不必要なものをまず取ること。洗顔で残りやすい不必要なものを、無香料・無着色・無防腐剤、お水が91%のCureでケア。
増粘剤のクロスポリマーは、目のお医者さんが、目の手術をする際に眼球そのものを浸けておく粘膜保護液です。
Cureは3番目に多い成分の増粘剤にまで、やさしさを配慮した製品です。
6年間、CM・宣伝を一切せずに、売れ続けている理由は、実際に使われたお客様の声です。
芸能人を起用し「良さそう」のイメージではなく、実際に使われた方が「最近キレイになったね」と言われてお友達に紹介していく。「やさしさありがとう」は人から人へ・・・。

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