dプログラム モイストケア クリーム

資生堂

dプログラム モイストケア クリームの格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:×
敏感肌適性:△
肌回復力:×
保湿力:△
アンチエイジング力:×
1mlあたり168円(dプログラム モイストケア クリーム)
25ml/4200円
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dプログラム モイストケア クリームの解析結果

モイスト感も美白感も優れているとはいえない内容。


トラネキサム酸の美白力が主体の保湿クリーム。
とはいえ、トラネキサム酸は経口投与で美白効果を確認されている成分であり、塗ったから劇的に変化を促すようなタイプとはいえないでしょう。

スクワラン系のモイストタッチと、ベタつきを抑えた設計のクリーム基剤。
よもぎの抗酸化作用、ホホバの潤滑性・・といった構成です。

4000円オーバーという価格を考えると、いささか物足りない印象は否定できません。
シンプルな保湿性クリーム剤ではあるのですが、傑出した効果を持ち合わせているわけでもなく、
使用感がやや快適なのが救いである以外にこれといった武器がないのが残念。


主な成分の解説

トラネキサム酸はt-4-アミノメチル-シクロヘキサンカルボン酸という名称で、美白成分、また紫外線による肌荒れの抑制といった効果を見せます。
グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。
オレフィンオリゴマーはスクワランと似た感触の合成炭化水素です。油性基剤やエモリエント性を付与します。
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチルは低温でも液状を保ち、耐熱性、耐加水分解性に優れた乳化安定力が高いエステル。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
PEG-10ジメチコンはシリコーン乳化剤で、ベタつきを軽減します。
ピロ亜硫酸Naは還元剤として、製品の酸化防止剤、漂白剤などの用途で用いられます。
ヨモギ葉エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、皮脂の抑制、収斂作用、抗菌作用、抗炎症作用。
ローズマリー葉エキスは抗酸化作用、皮脂の抑制作用、メラニン生成を抑制、収斂、血行促進作用。

dプログラム モイストケア クリームの宣伝文,商品説明:

乾燥しやすい肌環境の美肌バリア機能を整え、しっとりもちもち肌に導くオイルリッチのクリームです。

低刺激で角層にしっかり浸透し、肌をしっとりした美しい状態に維持します。肌あれを防ぎます。

乾燥・粉ふきの肌にうるおいを与え、きめを整えます。H-スタビライジングA配合(エリスリトール、グリセリン/保湿)。有効成分トラネキサム酸、グリチルリチン酸塩配合。
無香料・無着色。パラベン(防腐剤)・アルコール(エチルアルコール)・鉱物油無添加。弱酸性。医薬部外品。

dプログラム モイストケア クリームの全成分:

トラネキサム酸*、グリチルリチン酸ジカリウム*、エリスリトール、濃グリセリン、精製水、α-オレフィンオリゴマー、1.3-ブチレングリコール、デカメチルシクロペンタシロキサン、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、メチルポリシロキサン、ポリエチレングリコール1500、ベヘニルアルコール、バチルアルコール、親油型モノステアリン酸グリセリル、ホホバ油、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、硬化油、トリイソステアリン酸グリセリル、マルチトール液、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、キシリット、クエン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、クエン酸、水酸化カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ローズマリーエキス、ヨモギエキス(2)、フェノキシエタノール

dプログラム モイストケア クリーム2015 (c)コスメ解析ドットコム