dプログラム ボディーエマルジョンAD

資生堂

dプログラム ボディーエマルジョンADの格付け

☆☆☆☆

皮膚刺激リスク
☆☆☆☆
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:×
敏感肌適性:△
肌回復力:×
保湿力:△
アンチエイジング力:×
1mlあたり14円(dプログラム ボディーエマルジョンAD)
200ml/2940円
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dプログラム ボディーエマルジョンADの解析結果

麺のないラーメンのような製品。


ボディ用の乳液。ただ、確かに乳液ではありますが、それ以上のものでもないというのが印象として残ります。

というのも、乳液状の製品にどんなポジティブな成分が配合されているかが個性であったり、訴求ポイントであると思うのですが、
この製品は単純に乳液状の液体である、という以上の要素が殆ど無いんですね。

例えばスクワランであったり、わずかによもぎエキスあたりが保湿効果を見せることはあっても、
3000円近い値付けの製品でほとんどメリットがうかがい知れないというのは歓迎すべき結論とはいえないでしょう。

使用感としては悪く無いですが、あえて使うべきとはいえない程度の製品であります。


主な成分の解説

グリセリンは界面活性剤の刺激を抑えたり、やや持続する保湿効果、肌弾力アップ、肌の代謝促進効果を持ちます。3つある水酸基に水分子がつくことで保湿効果を発揮。安価でしっとりした素材。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチルは低温でも液状を保ち、耐熱性、耐加水分解性に優れた乳化安定力が高いエステル。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。
ヨモギ葉エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、皮脂の抑制、収斂作用、抗菌作用、抗炎症作用。
イソステアリン酸PEG-60グリセリルは安定性が高く細胞毒性が低めな乳化剤。優れた乳化力とpH,加水分解安定性で簡単に処方できる特徴があります。

dプログラム ボディーエマルジョンADの宣伝文,商品説明:

デリケートで乾燥している肌をなめらかに整える、低刺激のボディー用乳液です。

高保水性成分配合。無香料・無着色。パラベン(防腐剤)・アルコール(エチルアルコール)・鉱物油無添加。弱酸性。

dプログラム ボディーエマルジョンADの全成分:

水、グリセリン、BG、ジメチコン、スクワラン、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、PEG-30、水添パーム油、ベヘニルアルコール、エリスリトール、グリチルリチン酸2K、ヨモギ葉エキス、パーム核油、イソステアリン酸PEG-60グリセリル、パーム油、ステアリン酸グリセリル、バチルアルコール、カルボマー、水酸化K、メタリン酸Na、トコフェロール、クエン酸、フェノキシエタノール

dプログラム ボディーエマルジョンAD2015 (c)コスメ解析ドットコム