エクスビアンス スージングローション

ほとんどが保湿成分でできたローションとなっていて、

とてもしっとりしたタッチの一品でしょう。
保湿効果とともに肌を整える作用穏やかに持ち合わせています。

成分を見ていくと、
グルコノラクトンはグルコン酸のことで、豆腐の凝固剤にも使われる成分。酸性度を高めるpH調整剤です。
グリセリンは界面活性剤の刺激を抑えたり、やや持続する保湿効果、肌弾力アップ、肌の代謝促進効果を持ちます。３つある水酸基に水分子がつくことで保湿効果を発揮。安価でしっとりした素材。
水添ヒマシ油(Hydrogenated Castor Oil)、PEG-40が油性基剤。
アロエベラ葉エキスは抗炎症、線維芽細胞増殖促進作用、抗菌作用を付与。
アルガニアスピノサ核油は、モロッコ南西部に自生する広葉常緑樹アルガンの種子から採れるオイルで、ビタミンEの含有量が多く抗酸化作用があり、エモリエント作用も期待されるオイルです。
キュウリ果実エキスはビタミンCを筆頭にリンゴ酸、有機酸、フラボノイドを含有。美白効果、抗炎症、保湿作用を付与。
ローズマリー葉エキスは抗酸化作用、皮脂の抑制作用、メラニン生成を抑制、収斂、血行促進作用。
アルテア根エキス（Althaea Officinalis Root Extract）は肌の保湿力を維持し、線維芽細胞増殖促進、コラーゲン産生促進作用を付与。肌の潤いをアップさせます。
ヒアルロン酸Na(Sodium Hyaluronate)とグリセリンで保湿作用を相乗効果。
アルギニン(Arginine)は保湿、アルカリ剤として使われるアルカリ性のアミノ酸です。
水酸化アンモニウム(Ammonium Hydroxide)がpH調整剤として。
フェノキシエタノール(Phenoxyethanol)はグリコールエーテルの一種で防腐剤として配合。パラベンの代替として、もしくは併用して使われるが、刺激に感じる場合も稀にあります。
クロルフェネシン(Chlorphenesin)は抗真菌作用といくつかの抗菌作用を持つ防腐剤。

総合すると、
わりと質は悪くない化粧水といえますが、値段はいささか高額に感じてしまいます。
まずまずニーズはある製品だと思いますが、8000円も出して手に入れたいと思うような特筆すべき性能はありません。
この半額程度で何倍もコンディショニング効果が高い化粧水がたくさん販売されていることを考慮すると、
この製品をお勧めするという思いには至りません。