エクセルーラ ブライトニングローション コスメ解析ドットコム

エクセルーラ ブライトニングローション

佐藤製薬

エクセルーラ ブライトニングローション

エクセルーラ ブライトニングローションの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
★★★
☆☆
しっとり感: △
さらさら感: △
さっぱり感: △
敏感肌適性:×
肌回復力: △
保湿力: △
アンチエイジング力: ×
1mlあたり19.6 円
150 ml/2940 円

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エクセルーラ ブライトニングローションの解析結果

わかりやすい特徴を持つローションで、多種のエキスを配合しているゆえの珍現象が起きています。


フェノキシエタノールやEDTAのような防腐剤、キレート剤は通常これほど上位に表記されるものではありませんが、
エキス類や添加剤の種類が非常に多いために1つ1つの濃度が極めて少なくなって、結果的に防腐剤のような成分が上位に表示となったようです。
さらに、尿素も配合が多いと肌刺激が起きやすい成分ですが、見た目ほど配合量は多くないのでしょう。他が少なすぎるだけと見るべき。

成分を見ていくと、
DPG(ジプロピレングリコール)はグリセリンに比べて粘度が低くさっぱりしていて使用感触がいい。溶剤としても働き、グラム陰性菌の抗菌作用を持つ。
高配合では刺激性を感じる。
尿素は肌、髪に浸透して保湿作用を与える肌本来の保湿成分。
ビルベリー葉エキスGABA産生促進作用、抗炎症、抗シワ、ヒアルロン酸産生促進、メラニン生成抑制、保湿、抗酸化作用。
サトウキビエキスイヌリンを含む高い保湿効果と角質柔軟作用を与えます。
センブリエキスは抗酸化、コラーゲン産生促進、育毛作用を付与。
マクロプチリウムアトロプルプレウム花/葉/茎エキスはインゲン豆属のつる性の多年草。
基底層ケアを中心とした高い活性があり、コラーゲン産生促進、ラミニン-5産生促進作用、抗シワ作用を付与。
ハトムギ種子エキスは保湿、肌荒れ改善、メラニン生成を抑制、表皮細胞増殖促進作用。
オタネニンジン根エキスは育毛、血行促進、コラーゲン産生促進、免疫増強、抗アレルギー、抗炎症作用。
ヨクイニンエキスはハトムギ種子エキスと同義。抗炎症、鎮痛、排膿作用を持ち、皮膚再生作用、保湿、抗炎症効果を狙って配合される。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは角質細胞成熟、肌荒れ改善効果。
アカヤジオウ根エキスはコラーゲン産生促進、ヒアルロン酸産生促進作用、バリヤ機能強化、免疫増強作用。
メリアアザジラクタエキス奇跡の木"ニーム"の葉抽出エキスで、強い美白作用、抗老化、抗シワ、育毛、頭皮環境改善効果、スリミング効果などを付与。
ローヤルゼリーエキスはコラーゲン、エラスチンの生成を促進するデセン酸や、保湿、ハリ、抗酸化作用を持つ栄養価の高い成分。
アセチルヒアルロン酸Naは、アセチル基を持つ構造により肌と親和性を高め持続性を持たせています。
メマツヨイグサ抽出液(月見草エキス)は他に類を見ない高いポリフェノール量と強い抗酸化作用を背景に、抗シワ、フケ抑制、消臭、ニキビケア、美白作用。
ダイズエキスは抗酸化、細胞活性化作用、女性ホルモン様作用による皮脂腺抑制、美白作用、皮膚弾力改善効果などを付与。
カッコンエキスはクズの根から得たエキスで、紫外線防止、ニキビ抑制、美白作用などを付与。
パルミチン酸レチノールはビタミンA誘導体で、抗シワ、抗老化、たるみ、シミ、乾燥を防ぐ効果を付与。
セイヨウオオバコ種子エキスは、抗糖化作用により、肌の褐色化を防ぎ、抗シワ効果、肌の柔軟性を改善します。
機能成分はプランタゴサイドで、たんぱく質のグリケーションを防ぎます。
アルニカ花エキスは抗酸化作用、メラニン生成を抑制。
セイヨウニワトコ花エキスは抗炎症、抗酸化、細胞活性化作用。
セイヨウオトギリソウエキスは抗炎症、創傷治癒、抗酸化、皮膚軟化、浄化作用。
フユボダイジュ花エキスは抗酸化作用、皮脂の抑制、育毛、発汗作用、収れん作用、メラニン生成を抑制。
セイヨウキズタエキスは抗酸化作用、脂肪分解作用。
ゼニアオイエキスはコラーゲン産生促進、女性ホルモン様作用により肌のハリを高めます。
トウキンセンカ花エキスは金盞花というオレンジ色の花のエキスで、抗菌、整肌、抗炎症、清浄作用を与えるカロチノイド,サポニン,フラボノイドを含有します。
ヤグルマギクエキスはヒアルロン酸産生促進作用、女性ホルモン様作用、育毛作用、抗炎症作用、収れん作用。
キュウリ果実エキスはビタミンCを筆頭にリンゴ酸、有機酸、フラボノイドを含有。美白効果、抗炎症、保湿作用を付与。
アーチチョーク葉エキスは抗炎症・毛穴収縮、コラーゲン保護、皮膚弾力改善、メラニン生成を抑制。

すべては書ききれなかったのですが、
典型的な演出系化粧品の1つと見ていいでしょう。
演出系というのは、有望な成分をたくさん配合しているように見せて、実は効果を感じられないほど微量しか含まれていないという、
いわゆる看板倒れの製品です。
基本性能は上位の成分だけ、と見れば、一般的な化粧水よりもチープな上に、DPGトップで肌刺激性がわりと強いという結果に。

添加剤の効果が全くないとは言いませんが、演出系のわりに抜群ともいえない成分とも見られます。
これはオススメというには疑念が残ってしまう一品ですね。

エクセルーラ ブライトニングローションの宣伝文,商品説明:

◆みずみずしいうるおいで満たしながら、明るい艶肌へ導きます。
透明感をもたらす美肌成分(保湿):スーパーヒアルロン酸(アセチルヒアルロン酸Na)、アーチチョーク葉エキス、ニームリーフエキス(メリアアザジラクタ葉エキス)配合。
ターンオーバーをすこやかに整える美肌成分(保湿):ビルベリーエキス、サトウキビエキス、サトウカエデエキス配合。
◆余分な皮脂を抑えて、ベタつきにくい爽やかな肌を保ちます。
過剰な皮脂を抑える美肌成分(保湿):ダイズエキス配合。
◆さらっとした感触で、肌にしみ入るように深く浸透します。
先進の医療技術を応用した「ディープデリバリーシステム」採用。
◆内側からふっくらやわらかく、ハリのある肌を実感できます。
高濃度抽出法による複合成分「パワーコンプレックス*(保湿成分)」配合。厳選した和漢植物エキス配合。

エクセルーラ ブライトニングローションの全成分:

水、DPG、BG、ペンチレングリコール、フェノキシエタノール、尿素、PEG-75、EDTA-2Na、ヒアルロン酸Na、クエン酸Na、クエン酸、PEG-6、PEG-32、ビルベリーエキス、サトウキビエキス、センブリエキス、オリゴペプチド-56アミドPEG-75メチルエーテル、マクロプチリウムアトロプルプレウム花/葉/茎エキス、オレンジ果実エキス、レモン果実エキス、加水分解ハトムギ種子、オタネニンジン根エキス、ヨクイニンエキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、アカヤジオウ根エキス、サトウカエデエキス、メリアアザジラクタ葉エキス、ローヤルゼリーエキス、アセチルヒアルロン酸Na、メマツヨイグサ種子エキス、加水分解コラーゲン、オウゴンエキス、トリスヘキシルデカン酸ピリドキシン、ダイズエキス、カッコンエキス、パルミチン酸レチノール、セイヨウオオバコ種子エキス、アルニカ花エキス、セイヨウニワトコ花エキス、アロエベラ葉エキス、パリエタリアエキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、クロレラエキス、フユボダイジュ花エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ゼニアオイエキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、キュウリ果実エキス、アーチチョーク葉エキス

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