ファンケル マイルドクレンジングオイル コスメ解析ドットコム

ファンケル マイルドクレンジングオイル

ファンケル(FANCL)

ファンケル マイルドクレンジングオイル

ファンケル マイルドクレンジングオイルの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感: ○
さらさら感: ○
さっぱり感: ○
敏感肌適性: △
肌回復力: ×
保湿力: △
アンチエイジング力: ×
1mlあたり14 円
120 ml/1785 円

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ファンケル マイルドクレンジングオイルの解析結果

一般的なクレンジングと一線を画し、複雑な表情を見せる製品となっています。


単純にクレンジング力としてはそこそこ溶かしこんで落とすことができるレベルであり、肌へのダメージを抑えながら作っていると見ることが出来ます。
一部、結構浸透して脱脂しそうな成分もあるので、使用感に比べて実際にはわりと強力に作用してるといえる内容です。

成分を見ていくと、
エチルヘキサン酸セチルはさっぱりした感触に基剤向けエステル。延びがよく肌なじみが良く、
ジイソノナン酸BGと2つでメイクの浮かせる役目と見ていいでしょう。
ジイソステリアン酸ポリグリセリル-10はPEGを含まない大変マイルドな乳化剤で、軽いタッチでべたつかずにエマルジョンを得ることができます。
(カプリル酸/カプリン酸)カプリリルはかなりさらっとしたさっぱり系の乳化剤で、ここまで小さいものだと肌に浸透して余計に皮脂を奪いそうにも思えます。転じて、これが角栓クリアオイルの1つなのでしょうか。
ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20,オクタイソノナン酸ポリグリセリル-10も非常にマイルドな乳化剤で、浮かせた油を洗い流すような役割。
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンは、粘性やエモリエント性、ツヤ感が増したシリコーン。乾燥を防ぐ効果や感触改善効果を付与します。
メドウフォーム油は北カリフォルニア、南オレゴンなどに自生するメドウフォームの種子から抽出されたオイルで、エイコセン酸を主成分とし、しっとりと滑らかでべたつかない感触を与える。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリルは肌に柔軟性を与え、製品の乳化安定状態を保つためにも用いられます。
ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ ベヘニル) はラノリンと同等の抱水性と、ツヤ、光沢性の付与、密着性の高さが特徴。
ステアリン酸イヌリンは少量で圧倒的な溶かし込みが可能な乳化剤で、全体の乳化剤の量を抑えることが可能=肌にマイルドな製品作りに役立つといえます。

総合すると、
単にクレンジングする、というだけでなく、その後の肌のハリ、ツヤ、潤いをプラスして残そうという意図も見れる配合。

実際のクレンジング性能がわりと毛穴の奥からも根こそぎ系なので、こういった添加成分がないと少々つらいというのもあるかもしれません。

例えば強めのメイクをさっと落とすというよりは、毛穴の奥から引っ張りだす!というような少し一般的なクレンジングよりも強引さが感じられるタイプで、

使用感、仕上がり感は当然いいでしょうが、それはクレンジング性が優しいからというよりは、添加剤で潤って滑ってるから、といえます。
難しいところですが、肌に当たりはソフトですが根こそぎ持っていかれる感は強い、つまり、そこまでやる必要がないヒトにとっては過剰気味な脱脂になる可能性も。

ファンケル マイルドクレンジングオイルの宣伝文,商品説明:

ウォータープルーフなどの落ちにくいメイクにも素早くなじみ、こすらず瞬時にすっきり落とせる「するんとオフオイル」配合。
肌のバリア機能を保ち、うるおいをきちんと残して洗い上げます。また、「角栓クリアオイル」の働きで毛穴汚れまでも除去します。

ファンケル マイルドクレンジングオイルの全成分:

エチルヘキサン酸セチル, ジイソノナン酸BG, ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10, (カプリル酸/カプリン酸)カプリリル, オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20, ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン, ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20, メドウフォーム油, ジメチコン, (ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル, ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル), トコフェロール , ステアリン酸イヌリン, パルミチン酸デキストリン

ファンケル マイルドクレンジングオイル2015 (c)コスメ解析ドットコム