グラシュー(gracieux) コスメ解析ドットコム

グラシュー(gracieux)

株式会社イッティ

グラシュー(gracieux)

グラシュー(gracieux)の格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:△
敏感肌適性:△
肌回復力:×
保湿力:△
アンチエイジング力:△
1mlあたり490 円
20 ml/9800 円

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グラシュー(gracieux)の解析結果

ビタミンA誘導体がメインのシワを抑えるためのクリームですが、 残念な出来栄えといっていいレベルです。

成分表上を見る限りでは、どこに特別感を見い出せばいいのか全くつかめない、平凡という言葉がぴったりのクリームです。

成分を見ていくと、
パルミチン酸レチノールはビタミンA誘導体で、抗シワ、抗老化、たるみ、シミ、乾燥を防ぐ効果を付与。
ローヤルゼリーエキスはコラーゲン、エラスチンの生成を促進するデセン酸や、保湿、ハリ、抗酸化作用を持つ栄養価の高い成分。
加水分解コンキオリンは真珠由来のタンパク質で、うるおい、ツヤ、細胞活性化作用を付与します。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)は疑似セラミドと呼ばれ、ヒアルロン酸の2倍の保湿効果を発揮。

マカデミアナッツ油はパルミトレイン酸を多く含み、人の皮脂に類似したエステル。
体温付近に融点があり、肌に馴染み良くタッチが良いオイルです。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ポリビニルピロリドン(PVP)は水に溶けると増粘、結合作用を示す合成ポリマーで、乾燥すると突っぱるようなハリを与える。ただし、吸湿性があり、湿度が高いとハリを失う。

どこをとっても普通。しかもPVPによる安易な一時的ハリ。
普通と言っても、使わないよりはマシではありますが、
ビタミンAの誘導体など非常によくお目にかかる成分ですし、擬似セラミドもローヤルゼリーも、それ自体はいい成分ではあるのですが珍しいことは全くありません。

極めつけのPVPでハリを表現しているのは全く稚拙。
少し湿度があると効力が消えてしまうような成分ですから、質のいい製品がやることではありません。
これで10000円も取られたらがっかりです。

これなら、 0が一個少なくても妥当かもしれない程度と見ます。

グラシュー(gracieux)の全成分:

グリチルリチン酸2K、ビタミンAパルミテート、ローヤルゼリーエキス、加水分解コンキオリン液、 天然ビタミンE、ヒアルロン酸Na-2、ペヘニルアルコール、マカデミアナッツ油、コーン油、 親油性オレイン酸グリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル-オクチルドデシル)、 ジメチコン、セタノール、ステアリン酸POEソルビタン、ステアリン酸ポリグリセリル、 アクリル酸-メタクリル酸アルキル共重合体、キサンタンガム、水酸化K、BG、フェノキシエタノール、 1,2-ペンタジオール、濃グリセリン、PVP、エチルへキサン酸セチル、精製水

グラシュー(gracieux)の宣伝文,商品説明:

日本唯一すっぴん力を上げる、乾燥による小ジワを目立たなくする美容クリーム

グラシュー(gracieux)2015 (c)コスメ解析ドットコム