ハニコPPRH・SOAP コスメ解析ドットコム

ハニコPPRH・SOAP

日本ハニコ株式会社

ハニコPPRH・SOAP

ハニコPPRH・SOAPの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感: ○
さらさら感: △
さっぱり感: ○
敏感肌適性: △
肌回復力: ×
保湿力: △
アンチエイジング力: ×
1mlあたり17 円
100 ml/1700 円

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ハニコPPRH・SOAPの解析結果

アルカリ残留を軽減したタイプの石けんです。


両性界面活性剤・アミノ酸系界面活性剤を加え、石けん特有のアルカリ残留・ゴワゴワ感といったデメリットを軽減した一品。
とはいえ、あくまでも軽減しているだけですので、理想的な製品というほどのものではありませんが。

成分を見ていくと、
石けん素地をベースに スクロースショ糖で、高い保湿性がありますがベタつきのあるタッチ。
ハチミツは吸着持続性の高い保湿作用。
パーム核脂肪酸アミドDEAが泡立ちの安定性を高めます。
ココイルイセチオン酸Na, ラウリルベタインは両性界面活性剤で、泡質がクリーミーでしっとり感があり、粘膜刺激が低く生分解性が良好。
シア脂は、肌に塗ると溶けて浸透する感触の良いエモリエント剤。紫外線吸収効果も。
プロポリスエキスはミツバチの巣から得られるユーカリやマツから集めた樹液に唾液を混ぜあわせ、ミツロウや花粉を加えて巣の入り口に塗りつけたもの。高い抗菌力、抗ウイルス、抗酸化、抗腫瘍効果。
ローヤルゼリーエキスはコラーゲン、エラスチンの生成を促進するデセン酸や、保湿、ハリ、抗酸化作用を持つ栄養価の高い成分。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
ココイルグルタミン酸Kは皮膚、粘膜刺激が低く、コンディショニング効果を持ち、泡質を改良したりしっとり感を与える効果も。

総合すると、
使用感がしっとりしているので印象は悪くないといえます。
およそ石鹸タイプだとは気付かない方もいるのではないかと思われます。
ただし、それならばわざわざ石鹸ベースである必要もないのでは?と思ってしまうのは意地悪でしょうか。
何か石けんであることをひた隠しにしているような設計で、そもそも弱酸性系のアミノ酸系製品にでもしてしまえば分かりやすいと思うのです。
ベースを石けんにしていることで、否応なくアルカリ性でなければならないという宿命を抱えますし、
いくら使用感がしっとりした感じの良いものでも、肌や髪にはデメリットを伴うものになってしまいます。
これだけの値段を払うのであれば、感触だけでなくもう少しグレードアップしたものを望みたいところ。

ハニコPPRH・SOAPの宣伝文,商品説明:

ハニコ ピーピーアールエイチ ソープは、日本ハニコが開発したエキス、PPRHエキス(ピーピーアールエイチ)を含んだ、全く新しい石鹸です。
PPRHエキスは、みつばちから生まれた天然成分の、「プロポリス、花粉、ローヤルゼリー、ハチミツ」を混ぜ合わせたエキスで、それぞれ本来持っている面が、より一層引き立てられました。
洗顔だけでなく、全身にもご利用頂け、貴方の肌をいつまでも美しく保ちます。

ハニコPPRH・SOAPの全成分:

石けん素地,水,スクロース,グリセリン,ハチミツ,メチルグルセス-10,パーム核脂肪酸アミドDEA,ココイルイセチオン酸Na,ラウリルベタイン,シア脂,プロポリスエキス,ローヤルゼリーエキス,花粉,スクワラン,ココイルグルタミン酸K,エタノール,トコフェロール

ハニコPPRH・SOAP2015 (c)コスメ解析ドットコム