ヒフミド ホワイトニングローション
小林製薬

ヒフミド ホワイトニングローションの格付け
ヒフミド ホワイトニングローションの解析結果
アーチチョークエキスをはじめとした、肌復活力の化粧水。
ホワイトニング、と銘打っている製品ですが、ビタミンC誘導体やアルブチン、ハス種子発酵液あたりの美白作用ではやや力不足感。
少なくても、即効性を期待するレベルの製品ではありません。
注目ポイント
ハトムギのトーンアップ効果、アーチチョークエキスのメラニン色素合成阻害作用など、いくつかの要素が重なって美白効果を示そうという商品。
ただ、どちらかというと抗炎症・保湿・整肌作用あたりの効能の方が目を引く内容でもあります。
注意点
美白効果は期待するほどではない可能性が高い。
総評
単に化粧水として使うなら有能な製品の1つといえるレベルにあります。
確かに、標準的な化粧水に比べれば美白効果への期待は高いですが、あくまでもオマケ的な見方の方がよいでしょう。
この製品の本分といえば、やはり整肌作用にあります。
肌を回復させる、というイメージの効能は穏やかながらしっかりと配されており、使い続けるほど結果の違いを期待させます。
肌にマイルドで、かつ肌修復レベルの高めなちょっとクオリティの良い化粧水。
アスコルビルグルコシドはビタミンCに糖をくっつけてビタミンCがすぐに分解されないように安定化した成分。
アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖を結合させた成分で、ハイドロキノンの刺激性を除去した形です。ただ低刺激な分、メラニン合成阻害効果はハイドロキノンの35分の1に過ぎません。
セラミド2は皮膚の角層や毛髪に多く含まれるセラミドで、特に,
ハトムギ種子エキスは保湿、肌荒れ改善、メラニン生成を抑制、表皮細胞増殖促進作用。
コメ発酵液はコメを酵母や麹、乳酸菌で発酵熟成して得たもので、セラミド合成の促進や保湿作用、肌荒れ防止効果が確認されています。
シコンエキスは別名ムラサキ根エキスともいい、シコニン、アセチルシコニンを含有。高い抗炎症・抗菌性や、創傷治癒効果、ニキビの予防作用などを付与。
ハス種子乳酸菌発酵液はメラニン蓄積部分のケラチノサイト分裂低下抑制効果により、抗シミ効果。
アーチチョーク葉エキスはシナロピクリンという活性物質が遺伝子の転写因子Nuclear Factor-kappa Bを強く抑制する効果があり、皮膚アレルギーや光老化などを防ぐ作用を付与します。
オウゴンエキスは抗酸化、保湿、抗炎症、抗菌、抗アレルギー作用。
カワラヨモギエキスは抗酸化作用、女性ホルモン様作用、皮脂の抑制、収れん作用、抗菌作用を付与。
ナツメ果実エキスは保湿、収れん、皮膚細胞活性化作用を有し、リパーゼを活性化することから脂肪の代謝を助ける働きもあります。
プルーン分解物は、ビタミンA,C,E,B、葉酸、鉄分などミネラル分、ルテイン、βカロチン、ネオクロロゲン酸など抗酸化成分、ビタミン類が豊富に含まれています。
ラフィノースはフルクトース、ガラクトース、グルコース分子がグリコシド結合によって連なった構造の糖で、肌のラメラ構造を改善する働きを持つ保湿剤。
ヒフミド ホワイトニングローションの全成分:
ビタミンC・2-グルコシド , アルブチン , <その他成分> , セラミド2 , フィトステロール , ハトムギ発酵液 , 米抽出物加水分解液? , ハクガイシ加水分解エキス , 紫蘭根エキス , ハス種子乳酸菌発酵液 , アーティチョークエキス , オウゴンエキス , カワラヨモギエキス , 甘草エキス , 桑エキス , ナツメエキス , プルーン酵素分解物 , 油溶性甘草エキス(2) , グリチルリチン酸2K , DPG , ソルビトール液 , 濃グリセリン , BG , ペンチレングリコール , ラフィノース水和物 , 水添大豆リン脂質 , POE水添ヒマシ油 , アクリル酸アルキル共重合体エマルション-1, キサンタンガム , フェノキシエタノール , ジエチレントリアミン5酢酸5Na液 , ヒドロキシエタンジホスホン酸液 , クエン酸 , クエン酸Na , 水酸化K , 精製水 ,
ヒフミド ホワイトニングローションの宣伝文,商品説明:
角質細胞にたっぷり水分補給して、ヒフミド(クリーム)の天然型セラミド2の浸透を受け入れやすい肌状態に準備します。天然型セラミド2配合でバリア機能を助け、乾燥や肌荒れを、うるおいのある健康肌へ導く化粧水です。
無香料・無着色・エタノール・パラベンフリー