ハリウッド　カーレン　ニューカーレン　メイウシヤマカーレン

まつげ美容液ですが、これは残念です。

肌の弱い人には勿論、ほとんどの方におすすめできない弱点を持っています。
目的、意図は分かりやすいのですが、その手法はいささか進化を止めてしまった感の否めないものとなっています。

成分を順に見ていくと、
ヒマシ油は肌かぶれを起こしやすい成分で、ほとんどベースとして使われているような処方はやや時代を感じてしまう面が強いです。
安全性の面からいっても難あり。
モクロウは、ハゼノキの果皮から得た脂肪で、融点が高くロウのような感触からモクロウと呼ばれる。 ツバキ油は、オレイン酸、リノール酸リッチなエモリエントオイルで、やや酸化されにくく固まりにくい性質のオイル。
アセチルパントテニルエチルはパンテノールの誘導体で、毛髪の成長に促進的に働く。
クオタニウム-51＝感光素301号。アミノビニル系の化合物で、細胞活性化、発毛促進作用、創傷治癒作用を付与。

感触としては狙い通りですが、
やはり肌への安全性の点は大きく評価を落とします。
化粧品の基礎として、やはり肌荒れの心配をしなくていいという安心感がベースにあるべきと思いますので、
この製品は安易に使わない方がベターといえる一品です。