カワイビュー洗顔クリーム コスメ解析ドットコム

カワイビュー洗顔クリーム

カワイ化粧品

カワイビュー洗顔クリーム

カワイビュー洗顔クリームの格付け

★★★★

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:○
敏感肌適性:△
肌回復力:△
保湿力:△
アンチエイジング力:△
1mlあたり19 円
120 ml/2310 円

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カワイビュー洗顔クリームの解析結果

いわゆるアミノ酸系洗顔料という部類になるマイルド系です。


ベースのココイルグリシンNaはアルカリを好むタイプの、ほぼ石けんに近い感触であるアミノ酸系洗浄剤です。
その他にもアミノ酸系、両性界面活性剤を添加してマイルドさを目立たせている内容の洗顔料といえますね。

サッパリ感あふれる洗いあがりは石けんに近いタッチ。他のエキスも悪くない存在感あるものを含みます。

成分を見ていくと、
ココイルメチルタウリンNaはヤシ油脂肪酸とN-メチルタウリンとのアミドのナトリウム塩。酸性でも硬水中でも泡立ちがよく、安全性に優れ汚れもよく落とすバランスの良い洗浄剤。
ジステアリン酸グリコールはシャンプー用パール化剤。真珠に似た結晶を形成し、パール調光沢を与える。
コカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)が刺激緩和、粘度調整。
コメヌカスフィンゴ糖脂質は植物セラミドの一種で、肌に速やかに浸透し、保湿作用、柔軟性を与える。
ユビキノンはご存知コエンザイムQ10。抗酸化作用を付与します。
ユキノシタエキスは抗酸化作用、皮脂の抑制、育毛、メラニン生成を抑制、収れん作用、女性ホルモン様作用。
オウゴンエキスはバイカリン、バイカレインを有効成分とし、タバコの煙など環境ストレスによる皮膚老化を抑制、美白、抗シワ、毛穴・敏感肌改善、育毛、抗菌作用などを付与。
カルニチンは皮膚の天然保湿因子や細胞間脂質の生成を促進する効果を持ち、肌本来の保湿力を復活させる作用がある。
チャ葉エキスは抗酸化作用に優れ、過剰な皮脂の抑制、抗アレルギー作用、抗菌、抗炎症、脂肪分解作用などを付与。
ゴレンシ葉エキススターフルーツの葉から抽出したエキスで、コラーゲン産生促進、コラーゲン保護作用、美白作用といった抗老化作用を付与。
水添レシチンは大豆リン脂質に水素添加したもので、皮膚の保湿機能改善、バリヤ機能回復、DDS(皮膚への主剤成分の送達)などの機能を発揮。
グルコシルヘスペリジンはビタミンPにグルコースを縮合させた成分で、毛細血管強化、温感作用、抗酸化作用を与えます。
リボフラビンリン酸NaはビタミンB2で、皮膚機能を正常に保つ働き。

総合すると、
一般的な石けん系洗顔料よりはずっとマイルドで、かつ石けんと似た使用感というところがミソ。

肌に有益に作用する添加剤も好印象で、この製品はわりとアリだなと思います。
もっと改良できる余地はありますが(例えばアルカリ性なのを弱酸性にするとか)、この価格帯では健闘といえる内容でしょう。
ベストではありませんが、ベター。

カワイビュー洗顔クリームの全成分:

水,グリセリン,BG,ココイルグリシンNa,ココイルメチルタウリンNa,ステアリン酸グリセリル,ステアリン酸,ジステアリアン酸グリコール,コカミドプロピルベタイン,ヒアルロン酸Na,リン酸アスコルビルMg,コメヌカスフィンゴシン糖脂質,ユビキノン,ユキノシタエキス,オウゴンエキス,ヒドロキシプロリン,カルニチン,トレハロース,チャエキス,ゴレンシ葉エキス,水添レシチン,リゾレシチン,グルコシルヘスペリジン,ベヘニルアルコール,クエン酸,リボフラビンリン酸Na,カルボマー,フェノキシエタノール

カワイビュー洗顔クリームの宣伝文,商品説明:

不足している状態の皮膚層の保湿分を約10倍へ高める濃度の補酵素コエンザイムQ10
肌荒れ、乾燥肌、ニキビの改善と美肌維持に。30代までの方々に最適。

カワイビュー洗顔クリーム2015 (c)コスメ解析ドットコム