菊正宗 日本酒の化粧水 コスメ解析ドットコム

菊正宗 日本酒の化粧水

菊正宗酒造

菊正宗 日本酒の化粧水

菊正宗 日本酒の化粧水の格付け

★★★★

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感: ○
さらさら感: ○
さっぱり感: ○
敏感肌適性: ○
肌回復力: ○
保湿力: ○
アンチエイジング力: △
1mlあたり1.5 円(菊正宗 日本酒の化粧水)
500 ml/777 円

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菊正宗 日本酒の化粧水の解析結果

お酒で有名な菊正宗から登場の化粧水。


そうなれば、原料は当然コメ発酵液。
コメ発酵液はコメを酵母や麹、乳酸菌で発酵熟成して得たもので、セラミド合成の促進や保湿作用、肌荒れ防止効果が確認されています。
その他の成分をピックアップすると、
1,3-ブチレングリコール(BG)はアセトアルデヒドを合成して得られる抗菌、湿潤性を持つアルコールで、皮膚刺激がなくグリセリンよりさっぱりした感触が特徴。
アルギニンは保湿、アルカリ剤として使われるアルカリ性のアミノ酸です。
グルタミン酸は酸性極性側鎖アミノ酸で、保湿、角層代謝を促進する役割。
アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖を結合させた成分で、ハイドロキノンの刺激性をなくした版といえるマイルドな美白剤ですが、低刺激な分、美白作用もマイルドになっています。
(スチレン/アクリレーツ)コポリマーは球状多孔性ポリマーで、高い吸着性能を持ち有効成分を内包し、DDS(ドラッグデリバリーシステム)として機能します。

総合的には、 コメ発酵液の効能そのままに、セラミド合成の促進や保湿作用、肌荒れ防止用として有効性が確認された成分であることから整肌作用を期待できるでしょう。
アルブチンのマイルドな美白作用、プラセンタの整肌作用も加味されますが、コメ発酵液の純粋な整肌作用を実感するには非常に興味深い一品であると言えるでしょう。
シンプルですが好感度大で使いやすそうな一品です。

菊正宗 日本酒の化粧水の宣伝文,商品説明:

●基礎化粧品がなかった昔、人前に出る芸者さんは水で薄めた日本酒で肌を整えていました。その知恵から生まれた日本酒化粧水です。日本酒に含まれるアミノ酸など100種類以上の天然成分が肌にやさしくうるおいを与えてくれます。
●米・米麹・水のみで造られた日本酒「純米吟醸」を使用
●一升(1.8L)の日本酒に含まれるアミノ酸をこれ1本に凝縮
●整肌成分:グリチルリチン酸2K配合
●美容液成分:プラセンタエキス・アルブチン配合
●弱酸性・無着色・無鉱物油
●簡単に使えるポンプボトルを採用
●たっぷり使える500mL!

菊正宗 日本酒の化粧水の全成分:

水、BG、コメ発酵液、グリチルリチン酸2K、アルギニン、グルタミン酸、イソロイシン、プラセンタエキス、アルブチン、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、変性アルコール、グリセリン、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料

菊正宗 日本酒の化粧水2015 (c)コスメ解析ドットコム