菊正宗 日本酒の乳液 コスメ解析ドットコム

菊正宗 日本酒の乳液

菊正宗

菊正宗 日本酒の乳液

菊正宗 日本酒の乳液の格付け

★★★★★
☆☆☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★
☆☆
しっとり感: ○
さらさら感: △
さっぱり感: ×
敏感肌適性: △
肌回復力: △
保湿力: △
アンチエイジング力: ×
1mlあたり2.3 円
380 ml/882 円

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菊正宗 日本酒の乳液の解析結果

しっとりとしたタッチの菊正宗コメ発酵液入り乳液です。


コメ発酵液の他にもプラセンタ、アルブチン、グリシン、アルギニンを配合し、保湿性と美白作用などを期待させる構成になっています。

成分を見ていくと、
グリセリンは界面活性剤の刺激を抑えたり、やや持続する保湿効果、肌弾力アップ、肌の代謝促進効果を持ちます。3つある水酸基に水分子がつくことで保湿効果を発揮。安価でしっとりした素材。
ミネラルオイルは石油原油を蒸留し固形パラフィンを除去した炭化水素系油剤。
皮膚によく延び、浸透性がないため無刺激。油との相溶性が強く、クレンジング基剤としても広く使われる油剤。
トリエチルヘキサノインは分岐構造を持ち乳化力に優れ、加水分解安定性が高く、さっぱりした感触のエステル油。
グリシンは保湿性が高く、様々な配合成分と相性が良いので多く登場するアミノ酸類です。
コメ発酵液はコメを酵母や麹、乳酸菌で発酵熟成して得たもので、セラミド合成の促進や保湿作用、肌荒れ防止効果が確認されています。
アルギニンは保湿、アルカリ剤として使われるアルカリ性のアミノ酸です。
プラセンタエキスは保湿、抗アレルギー作用、線維芽細胞増殖促進作用。
アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖を結合させた成分で、ハイドロキノンの刺激性をなくした版といえるマイルドな美白剤ですが、低刺激な分、美白作用もマイルドになっています。
グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。
PEG-9ジメチコンはシリコーン乳化剤で、ベタつきを軽減します。
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))コポリマーはアルカリ(水酸化K)で中和するとゲル化する乳化剤で、皮膜形成、ベースの安定化に使われます。
フィチン酸は米ぬか由来のキレート(金属封鎖)効果、pH調整、収れん、抗シワ、保湿作用を付与。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
酸化銀は銀イオンのことで、抗菌作用、防腐剤として配合されます。

総合すると、
コメ発酵液の存在感は少々減って、一般的な乳液要素が強くなった形といえる構成になっていますが、

まずまず肌への保湿・バリヤ効果はきちんと乗ってくるでしょう。

お手頃な値段で手に入るわりには案外効く、というレベルの乳液です。

菊正宗 日本酒の乳液の宣伝文,商品説明:

うるおいを与えて肌の状態を整える日本酒※(コメ発酵液・保湿成分)配合の乳液です。
保湿効果の高いアミノ酸(グリシン・グルタミン酸・アルギニン)をさらにプラスしました。
※菊正宗の純米吟醸酒を配合●かさつきや乾燥が気になる部分にすーっとなじみ、
肌荒れのないしっとりなめらかな素肌に導きます。
ベタつきがなくさらっとした使い心地ですが、しっかりうるおいを閉じ込め肌を保護します。
●顔はもちろん、全身用エマルジョンとしてシャワー後やお風呂上りにたっぷりとお使いください。
● 「菊正宗 スキンケアローション」の後にお使いいただくと、さらに効果を感じていただけます。
●使いやすいポンプ付ボトル●弱酸性・無着色

菊正宗 日本酒の乳液の全成分:

水、グリセリン、ミネラルオイル、トリエチルヘキサノイン、グリシン、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、PEG-9ジメチコン、イソステアリン酸PEG-20ソルビタン、カルボマー、キサンタンガム、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10-30))コポリマー、EDTA-2Na、フィチン酸、ベヘニルアルコール、水酸化K、酸化銀、フェノキシエタノール、香料

菊正宗 日本酒の乳液2015 (c)コスメ解析ドットコム