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菊正宗 日本酒の洗顔料
菊正宗酒造

菊正宗 日本酒の洗顔料 の解析結果



単なる石鹸以上のものではない
菊正宗、ということで、米発酵液に着目したくはなりますが
その前提が石鹸ベースということで、米成分の良さを打ち消すような特性を持っていることは問題です。
米発酵液が肌のバリア成分のような役割を果たすのに対して、石鹸は逆に溶出させてしまう側の成分です。
さらに、少しですがステアリン酸グリセリルSE(石鹸乳化)という乳化剤も石鹸成分が入っており、二重に肌への悪影響が。
コメ、プラセンタ、アルブチンと、美白意識が高い設計なのは伝わりますが、美白する前に肌が傷んでしまうであろう一品でした。
菊正宗 日本酒の洗顔料 の全成分:
グリセリン、水、ミリスチン酸、水酸化K、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、PEG-32、PEG-6、ココイルメチルタウリンNa、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ポリクオタニウム-7、塩化Na、デシルグルコシド、ステアリン酸グリセリル(SE)、EDTA-4Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、香料
主な成分の解説を見る
ミリスチン酸、ラウリン酸、パルミチン酸+水酸化Kのよくある石けんベースに、ココイルメチルタウリンNaはヤシ油脂肪酸とN-メチルタウリンとのアミドのナトリウム塩。
コメ発酵液はコメを酵母や麹、乳酸菌で発酵熟成して得たもので、セラミド合成の促進や保湿作用、肌荒れ防止効果が確認されています。
プラセンタエキスは保湿、抗アレルギー作用、線維芽細胞増殖促進作用。
アルブチンはハイドロキノンとブドウ糖を結合させた成分で、ハイドロキノンの刺激性を除去した形です。ただ低刺激な分、メラニン合成阻害効果はハイドロキノンの35分の1に過ぎません。
グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。
ポリクオタニウム-7は、増粘作用、しっとり感、乾燥後の指通りの改善効果を付与。ポリクオタニウム-10との併用で相乗効果。
ステアリン酸グリセリル(SE)のような古いタイプの自己乳化型乳化剤には石けんが乳化に使われている場合が多く、これは刺激の素ともいえます。
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- 総合評価:2.8
- クレンジング効率: 3.5
- 肌安全性:2
- 使用感の良さ:2
- 素材の品質:3.5
- 費用対効果:3 ?>ml
- 価格/691円
- 1mlあたり/3.46円
菊正宗 日本酒の洗顔料 の採点
※最高5点・最低1点・3点が中間基準点菊正宗 日本酒の洗顔料 の宣伝文,商品説明:
うるおい残して肌をしっとり洗いあげる日本酒 洗顔です。
持続する濃密で弾力のある泡が、毛穴の奥の皮脂汚れまでしっかり包み込みすっきり落とします。
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弾力泡がクッションの役割を果たすので、肌をこすらずやさしく洗えます。
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