ナナローブコロカリアスーパーBBクリーム
コンビ

ナナローブコロカリアスーパーBBクリームの格付け
ナナローブコロカリアスーパーBBクリームの解析結果
オールインワンクリームとなりますが、各要素のバランスの良さが最大の注目点ですね。
メリット、デメリットをしっかり検証した上で判断しましょう。
成分を見ていくと、
紫外線吸収剤のメトキシケイヒ酸エチルヘキシル配合。
いきなりですが、紫外線吸収剤高配合製品の欠点は紫外線を吸収するほど肌に刺激リスクを与える可能性がある点。
その他、
トリエチルヘキサノインは分岐構造を持ち乳化力に優れ、加水分解安定性が高く、さっぱりした感触のエステル油。
ミリスチン酸オクチルドデシルはさっぱりとした感触の油性成分。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
ミツロウは、ミツバチの巣の元となるロウを精製。融点が高く、コクを与えながら使用感が良いので保湿成分として用いられます。
シア脂は、肌に塗ると溶けて浸透する感触の良いエモリエント剤。紫外線吸収効果も。
オレンジ油はリモネンを主成分とする心地よい香りがリラックス効果を与えます。疲れや緊張をほぐし、保湿・皮膚の活性化、清浄作用を持つ精油です。
ベントナイトはモンモリロナイトを主成分とした中性-アルカリ性を示す粘土成分。体積の10倍の水を吸うことができ、強力な粘性と乳化安定性を持つユニークな成分。
アルギン酸は昆布、わかめなどの褐藻類に含まれる多糖類で、マンヌロン酸とグルロン酸が多数結合した構造。粘性、保湿被膜形成性があります。
加水分解アナツバメ巣は表皮増殖因子EGF(通常の5倍)や細胞分裂促進因子MGFを含有し、ローヤルゼリーの200倍のシアル酸が免疫力を向上、さらに抗炎症・創傷治癒促進、育毛効果が優れています。
コメヌカ油は美白、抗酸化、代謝促進作用などを付与。
コメヌカスフィンゴ糖脂質は植物セラミドの一種で、肌に速やかに浸透し、保湿作用、柔軟性を与える。
酸化チタンは非常にきれいな
シリカは高い透明性と補強性を持つ二酸化ケイ素によって構成される物質。無水ケイ酸、酸化シリコンと呼ばれることも。
合成金雲母は合成マイカの一種で無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、ケイフッ化カリウム、酸化鉄からなる透明の結晶。
アナツバメの傑出した性能が目を引きがちな一品ですが、
その他の要素をしっかり見てみるとクオリティはそんなに高い方ではないな、ということになります。
肌に悪影響が直ちに出るというほどではありませんが、充分に考慮されているというほどでもありません。
美容液・クリーム・日焼け止め・化粧下地・ファンデ・仕上げパウダーを1つで、ということですが、どの要素も何か安っぽい処方で作られていることは否めないと言えますので、
使用感の段階から「あれ?」となる方も少なくないのでは。
オールインワンは確かに便利ですが、こういった設計になってしまうと困ったものです。あまりオススメではありません。
ナナローブコロカリアスーパーBBクリームの宣伝文,商品説明:
お出かけ前の肌支度が1つで完了。石けんで落とせるBBクリーム
エイジングケアからナチュラルメイクまで、美容液・クリーム・日焼け止め・化粧下地・ファンデ・仕上げパウダーの6つの機能を1つにしたBBクリーム。
贅沢な保湿成分で潤いを保ち、パウダーで丁寧に仕上げたような肌が、夜までくすまずに続きます。どんな肌色にも合うナチュラルカラーです。
ナナローブコロカリアスーパーBBクリームの全成分:
水、BG、グリセリン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチコン、ポリソルベート60、ベヘニルアルコール、ミツロウ、テトラオレイン酸ソルベス-30、ステアロイルグルタミン酸Na、(VP/エイコセン)コポリマー、シア脂油、オレンジ油、水酸化Al、フェノキシエタノール、ベントナイト、デキストリン、キサンタンガム、アルギン酸Na、加水分解アナツバメ巣、トコフェロール、オレイン酸ポリグリセリル-10、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、レシチン、コメヌカ油、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、コメヌカスフィンゴ糖脂質、酸化チタン、タルク、酸化鉄、シリカ、合成金雲母