メイド・オブ・オーガニクス オーガニック DE ロールオン ビタミンC++ バニラ

制汗剤のようで制汗作用はほとんどなく、

香りや栄養をつけて紛らわそうというタイプであるようです。
脇の下のアンチエイジング、という認識で良いと思います。

成分を見ていくと、
アロエ液汁は抗炎症、線維芽細胞増殖促進、抗菌作用を持つエキスです。
テルミナリアエキスはテルミナリアの樹皮や根から抽出。コラーゲン、エラスチンの産生を促進。皮膚でのβ−エンドルフィンの遊離を促進し、皮膚細胞の活性化を促す効果が示された。
アスコルビン酸はビタミンCのことですが、これ単体ではすぐに酸化してしまい肌に有用ということはありません。
アボカド油は皮膚親和性が高く柔軟効果に優れる。
カミツレ花エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、女性ホルモン様作用、抗炎症、血行促進、発汗作用を付与。
トウキンセンカ花エキスは金盞花というオレンジ色の花のエキスで、抗菌、整肌、抗炎症、清浄作用を与えるカロチノイド,サポニン,フラボノイドを含有します。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
オリーブ葉エキスはオレウロペインを含有したエキスで、皮膚の老化を防ぎ、肌荒れを改善する効果。
ラベンダー花エキスは抗酸化作用、抗炎症、抗菌、発汗作用。
カニナバラ果実エキスは肌のハリを保持する作用。

制汗や脱臭というより、香りをつけて香りを制するタイプです。
それに、抗酸化作用を用いて臭いの発生を抑えようというタイプともいえるでしょう。
ただし、お世辞にも効果は高いとはいえません。
もちろん消臭というほどの効果はありませんし、抗酸化剤であるはずのアスコルビン酸は誘導体の形ではないので効き目０。
どうにも、香りでごまかせる範囲の方限定の製品と見ていいレベルのようです。
肌にはマイルドですから、これで済めばそれに越したことはないわけですが。