マキアージュビューティーキープベースUV

紫外線対策としては優秀だが、、

紫外線散乱剤と紫外線吸収材を織り交ぜた、ハイブリッドタイプのUVカット化粧下地。
その強力な紫外線防止効果と、化粧下地としての密着性、安定性の高さはまずまず印象的です。

その他にも、アクアインプールや安定性の高いヒアルロン酸など保湿効果も付与しています。

ただし、化粧下地のいわゆる一流の製品と見比べてしまうと、いささか見劣りする面も否定できません。

それは、単純に紫外線ブロック効果の質であったり、紫外線散乱剤の処理のクオリティーであったり、細かいところですが幾分、快適さは落ちる印象です。

単に紫外線防止剤としては、しっかり機能しますが、その使用感、外観、快適性などの品質の問題。
決して粗悪品というわけではないものの、このカテゴリーでは中程度のレベルであると判断すべきでしょう。

酸化亜鉛は"カラミン"の名で知られている収れん、抗炎症成分で、UV-Aを防御。
シクロメチコンは時間をかけて揮発するシリコーンで、展延性やさっぱりとした感触に優れます。
イソヘキサデカンは閉塞性がなくライトな感触で、クレンジング力に優れ伸びが良いエモリエント剤。
カプリリルメチコンは低臭性で、鉱物油に近い感触と他の油剤との相溶性に優れます。
紫外線吸収剤のメトキシケイヒ酸エチルヘキシル配合。
PEG/PPG-m/nジメチルエーテルはアクアインプールと呼ばれ、毛穴の目立ちを抑制する他、角層を最適な保水環境に保つ働きがあります。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン（チノソーブS）はUV-A、B両波を吸収し、優れた光安定性を持つ紫外線防御成分です。
ラベンダー油はシソ科の精油で、タンニン、リナロール、リモネンで構成されています。ハッカに似た芳香性を持ち、鎮痛・精神安定・殺菌効果を持つ。
アセチルヒアルロン酸Naは、アセチル基を持つ構造により肌と親和性を高め持続性を持たせています。
トリエトキシカプリリルシランはファンデーションなどの粉体の疎水化コーティング用に使われるシリコーンオイル。
ジステアリルジモニウムクロリドはカチオン界面活性剤として髪への吸着性がよく保護作用が高い。抗菌作用も持つ。
オレンジ油はリモネンを主成分とする心地よい香りがリラックス効果を与えます。疲れや緊張をほぐし、保湿・皮膚の活性化、清浄作用を持つ精油です。
酸化チタンは非常にきれいな白色の顔料で、紫外線散乱剤としても用いられる無機化合物です。
酸化鉄は様々な着色が可能な鉄の酸化物で、彩度、明度が高く分散性、耐候性、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤性に優れ、皮脂を吸いにくく持ちがよい。毒性はない。
マイカ(雲母)はツヤ感と透明感が特徴。花崗岩などを由来としているため、光沢が美しい特徴があります。