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メディプラスゲル

株式会社ティーエージェント (t-agent)

メディプラスゲル

メディプラスゲルの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感: ○
さらさら感: △
さっぱり感: △
敏感肌適性: ○
肌回復力: △
保湿力: △
アンチエイジング力: △
1mlあたり21 円
180 ml/3885 円

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メディプラスゲルの解析結果

圧倒的な種類の成分を一斉に投入したゲルクリームということですが、


成分1つ1つは効力をきちんと持っているものがおおいため、一定の整肌作用は期待できる面もありますが、
ゲル化剤のカルボマー、水酸化K、防腐剤のフェノキシエタノールがかなりトップの方にきてることからも、それ以下の配合量に関しては驚くほど少ない可能性も充分考慮する必要がありそうです。

成分を見ていくと、
1,3-ブチレングリコール(BG)はアセトアルデヒドを合成して得られる抗菌、湿潤性を持つアルコールで、皮膚刺激がなくグリセリンよりさっぱりした感触が特徴。
グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。
1,2-ヘキサンジオールは保湿性があり、、抗菌性が極めて優れている防腐剤の多価アルコール。
グリコシルトレハロースはトウモロコシデンプン由来のトレハロースにグルコース(ブドウ糖)が数個結合した多糖体。べたつかず、高い保湿力、細胞活性化作用を付与する。
カルボマーを水酸化Kで中和してゲル化。肌に負担のない乳化剤として働きます。
加水分解水添デンプンは、加水分解デンプンに水素添加したもの。トウモロコシデンプン由来で、抗炎症・保湿・肌荒れ抑制、感触向上効果。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
アボカド油は皮膚親和性が高く柔軟効果に優れる。
アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見され、尿素から合成、もしくはコンフリーから抽出され原料化されている成分。抗炎症作用、細胞活性化作用が優れる 。
グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。
加水分解シルクはシルクの効果を損なわずに分子量を加水分解することにより調整することで、毛髪、皮膚に対して保湿、保護、潤滑性を与えるペプチドです。 アルカリゲネス産生多糖体は、グラム陰性球桿菌から産生される多糖。保湿作用を付与。
タウリンは生体に含まれる含硫アミノ酸の一種で、化学名は2-アミノエタンスルフォン酸。肌機能活性化効果を持つ。
ヨーロッパブナ芽エキスはケラチノサイトのタンパク質合成を促進、保湿、皮膚平滑効果。
カワラヨモギエキスは抗酸化作用、女性ホルモン様作用、皮脂の抑制、収れん作用、抗菌作用を付与。
アスコルビルエチルは、ビタミンC誘導体の中でも浸透性、安定性の面で優れた性能を持ち、抗酸化作用を無駄なく届けられるでしょう。
リシンHClはほとんどのたんぱく質の構成アミノ酸の1つとして存在。保湿効果。
グルタミン酸は酸性極性側鎖アミノ酸で、保湿、角層代謝を促進する役割。
クコ果実エキスは肌のコラーゲンを増やし、コラーゲンを分解する酵素を阻害して肌の潤いを保ちます。
アミノ酸各種が毛髪、皮膚に対して親和性を持つ保湿作用を与え、しなやかな感触に。
ビフィズス菌発酵エキスは紫外線により損傷を受けたDNAを修復。また、免疫増強作用を示す。
オニイチゴ根エキスは線維芽細胞増殖促進作用、コラーゲン産生促進、抗シワ、抗酸化作用を示す。
マロニエエキスは抗酸化作用、皮脂の抑制、育毛、抗炎症作用、メラニン生成を抑制。
プラセンタエキスは保湿、抗アレルギー作用、線維芽細胞増殖促進作用。
オウゴンエキスはバイカリン、バイカレインを有効成分とし、タバコの煙など環境ストレスによる皮膚老化を抑制、美白、抗シワ、毛穴・敏感肌改善、育毛、抗菌作用などを付与。
カッコンエキスはクズの根から得たエキスで、紫外線防止、ニキビ抑制、美白作用などを付与。
マヨラナ葉エキスはオレガノの仲間で、血流促進、水分保持、バリヤ機能強化作用、ヒアルロン酸産生促進作用を付与。
アセチルヒアルロン酸Naは、アセチル基を持つ構造により肌と親和性を高め持続性を持たせています。
ノイバラ果実エキスはヒアルロン酸産生促進、収斂作用。
ナツメ果実エキスは保湿、収れん、皮膚細胞活性化作用を有し、リパーゼを活性化することから脂肪の代謝を助ける働きもあります。
甘草エキスはグリチルリチンを含有する抗炎症エキスで、優れた消炎、刺激緩和作用を付与。また、グラブリジンによる美白作用も与えます。
オタネニンジン根エキスは育毛、血行促進、コラーゲン産生促進、免疫増強、抗アレルギー、抗炎症作用。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは角質細胞成熟、肌荒れ改善効果。
加水分解エラスチンは皮膚弾力性を高める。
ワイルドタイムエキスは抗酸化、コラーゲン産生促進、収れん作用、抗菌作用、発汗作用。
アロエベラ葉エキスは抗炎症、線維芽細胞増殖促進作用、抗菌作用を付与。
クロレラエキスは育毛、保湿、細胞活性化、脂肪分解、メラニン生成を抑制。
セラミド3はN-ステアロイルフィトスフィンゴシンという名称で、とくに皮膚角層の保湿性を維持するセラミドの一種です。
セラミド6,2 (N-2-ヒドロキシステアロイルフィトスフィンゴシン)は、構造中にピーリング効果を持つAHAを結合させており、皮膚の代謝を促進し、皮膚を滑らかにする効果があるセラミド。
コレステロールは皮膚や毛髪の水分保持、バリヤ機能の保湿成分。
水溶性コラーゲンはフカヒレ、サケ、ヒラメ、カレイなどの魚の皮から抽出したコラーゲン。通称マリンコラーゲンとも呼ばれ、コラーゲンの中でも優れた保湿性を持つと言われています。
アーチチョーク葉エキスは抗炎症・毛穴収縮、コラーゲン保護、皮膚弾力改善、メラニン生成を抑制。
セラミド1はN-フィトスフィンゴシンで、細胞間脂質の結合を強化する。ユニークな構造を持ち、皮膚の弾力性や抗シワ、乾燥肌の改善効果を与える。

総合すると、
単純に効きそうな効果を挙げていくと、順に保湿、抗酸化作用、皮膚細胞代謝促進作用などとなります。

問題は、ゲル状であることや種類がかなり多くなっている点も考慮し、見た目ほどオールインワンではないかもしれないな、という懸念ですね。

配合量が多い部分にあるデンプン、アボカド、スクワランあたりの影響でしっとり感を残すのは間違いなさそうですが、
それ以外は即効性は期待できず、使い続けて使い続けてやっと効果が芽を出してくるかな?というところ。

肌の何をどうしたいという明確なものがなくこういったタイプを使うと、結局何が良くなったのかわからないという結果になりかねませんので、

適材適所で狙いを定めるのも一考の価値ありと見るべきでしょう。

メディプラスゲルの宣伝文,商品説明:

化粧水・乳液・美容液・クリームが1つになったオールインワンゲル。

2012年3月に、パワーアップしてリニューアルしました。

保湿成分セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸を含む62種類もの美容成分が肌にぐんぐん浸透
※1し、内側からもっちりとしたうるおいとハリを与えます。

メディプラスゲルの全成分:

水、BG、グリセリン、温泉水、1,2-ヘキサンジオール、PCA-Na、カルボマー、グリコシルトレハロース、水酸化K、加水分解水添デンプン、スクワラン、アボカド油、アラントイン、トコフェロール、グリチルリチン酸2K、加水分解シルク、アルカリゲネス産生多糖体、タウリン、ヨーロッパブナ芽エキス、カワラヨモギエキス、アスコルビルエチル、リシンHCI、グルタミン酸、クコ果実エキス、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCI、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、マロニエエキス、オニイチゴ根エキス、ビフィズス菌発酵エキス、プラセンタエキス、フェニルアラニン、オウゴンエキス、ラウロイル乳酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na、アルギニン、プロリン、ノイバラ果実エキス、ナツメ果実エキス、カンゾウ根エキス、チロシン、オタネニンジン根エキス、カッコンエキス、マヨラナ葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、加水分解エラスチン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、ワイルドタイムエキス、アロエベラ葉エキス、クロレラエキス、セラミド3、加水分解コラーゲン、セラミド6-2、フィトスフィンゴシン、コレステロール、水溶性コラーゲン、キサンタンガム、アーチチョーク葉エキス、セラミド1

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