ミルふわ ベビークリーム コスメ解析ドットコム

ミルふわ ベビークリーム

和光堂

ミルふわ ベビークリーム

ミルふわ ベビークリームの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感:○
さらさら感:△
さっぱり感:×
敏感肌適性:○
肌回復力:×
保湿力:○
アンチエイジング力:×
1mlあたり8 円
60ml/498 円

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ミルふわ ベビークリームの解析結果

マイルドで、シンプルに確実に保湿性を与えるクリームです。


特別な高機能成分があるわけではありませんが、天然オイルを中心に適度に肌に浸透させ、保湿を得るタイプのクリームです。
滑らかでエモリエントなタッチが感触のいい一品。

成分を見ていくと、
メドウフォーム油は北カリフォルニア、南オレゴンなどに自生するメドウフォームの種子から抽出されたオイルで、エイコセン酸を主成分とし、しっとりと滑らかでべたつかない感触を与える。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
ステアリン酸グリセリル(SE)のような古いタイプの自己乳化型乳化剤には石けんが乳化に使われている場合が多く、これは刺激の素ともいえます。
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーは水に溶かすことで増粘作用を与えるポリマーで、乳化の安定性を高める。
ラフィノースはフルクトース、ガラクトース、グルコース分子がグリコシド結合によって連なった構造の糖で、肌のラメラ構造を改善する働きを持つ保湿剤。
イノシトールは米ぬかの中のフィチンから抽出された成分で、ビタミンBの一種として抗シワ、皮脂抑制、保湿作用を持ちます。
オリーブ油は”水油”と呼ばれるように、液体の油で肌や髪に少し浸透してエモリエント感を持続させます。
シア脂は、肌に塗ると溶けて浸透する感触の良いエモリエント剤。紫外線吸収効果も。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
ブドウ種子油は軽いタッチが特徴のオイルでリノール酸、トコフェロールを多く含み、抗酸化作用を特徴とします。

程よく肌を保護し、べたつかず使いやすい一品。
比較的シンプルな保湿効果を乗せる内容であり、肌の内側から湧き出てくる系のような深い効能ではありませんが、
名称にあるようにベビー用として使うならば充分な仕事を果たすでしょう。
肌にエモリエントなフタをして、水分をうまくキープさせる、という役割の保湿クリームですね。
オーソドックスな保湿剤としては使い様のある製品だと思います。

ミルふわ ベビークリームの全成分:

水、BG、グリセリン、水添パーム核油、メドウフォーム油、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル(SE)、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ラフィノース、水添レシチン、イノシトール、セラミド3、フィトステロールズ、ベタイン、アルギニン、グリチルリチン酸2K、オリーブ油、シア脂、スクワラン、ブドウ種子油、トコフェロール、キサンタンガム、ポリソルベート60、イソステアリン酸ソルビタン、EDTA-2Na、エチルヘキシルグリセリン、1.2-ヘキサンジオール、フェノキシエタノール

ミルふわ ベビークリームの宣伝文,商品説明:

母乳にも含まれ、肌への保湿効果がある成分をお手本に、オリゴ糖・リン脂質・イノシトール(保湿成分)を配合したベビークリームです。
保水バリア成分・セラミド(保湿成分)や、ベタイン(アミノ酸系保湿成分)、シアバター(うるおい成分)も配合しています。顔や手などの乾燥しやすい部分や、全身ケアに。ベタつかず、しっかりうるおいます。顔、からだ用。
低刺激・弱酸性・無香料・無着色・パラベン無添加・ノンアルコール・無鉱物油。乳由来成分は使用しておりません。

ミルふわ ベビークリーム2015 (c)コスメ解析ドットコム