無印良品 エイジングケア乳液・高保湿タイプ

シクロペンタシロキサンは揮発性のシリコーンオイルで、さらっとした感触を残し、揮発していくので肌への残存感がありません。
オリーブ油は”水油”と呼ばれるように、液体の油で肌や髪に少し浸透してエモリエント感を持続させます。
ローズ水はセイヨウバラまたはダマスクバラの花を水蒸気蒸留によって得られる芳香性の水。表皮からβ-エンドルフィンの遊離を促進する作用があり、皮膚細胞代謝活性化、メラニン生成抑制作用を持つ。
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチルは低温でも液状を保ち、耐熱性、耐加水分解性に優れた乳化安定力が高いエステル。
ザクロ果実エキスはヒトの女性ホルモンと類似した活性を持つ成分で、肌の弾力を増す、皮脂の過剰な分泌を抑制する、育毛、美肌といった優れた効果を付与します。
キイチゴエキスはコラーゲン保護、ヒアルロン酸保護、抗炎症、オムツかぶれ改善効果などを付与。
アンズ果汁はビタミン、糖類、フラボノイド、タンニン、ケルセチン、イソケルセチンを含むエキスで、鎮静、保湿、代謝促進作用を付与。
センチフォリアバラ花エキスはバラの芳香と抗酸化作用、収れん作用を与えます。
ローマカミツレエキスはキク科ローマカミツレより抽出、抗炎症効果に優れ、肌荒れ防止、育毛、抗菌、抗フケ、カユミ防止目的で使われる。
アルニカ花エキスは抗酸化作用、メラニン生成を抑制。
トウキンセンカ花エキスはヒアルロン酸産生促進作用、線維芽細胞増殖促進作用、抗炎症作用を付与。
ポリクオタニウム-51はリピジュアの１種で生体適合性があり、ヒアルロン酸の２倍の保湿力を持つリン脂質ポリマー。
アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見され、尿素から合成、もしくはコンフリーから抽出され原料化されている成分。抗炎症作用、細胞活性化作用が優れる 。

総合的には、 保湿感のある成分を割と配合し、高保湿という名称に違わぬ使用感とさらっとした感触ではあるが、
実質的な肌の補修による保湿とはやや違い、表面的なものがメインであるため、
その効果というのは限定的である。
エイジングという観点からも、大きな期待を込められる製品とは言えないかもしれない。
ただ、使用感に関してはよく工夫されていて好印象でしょう。