ポリシー化粧品 リポソーエッセンス

高額すぎるが、中身は少し良い。

ノーベル賞のヒトオリゴペプチド-1やビタミンA誘導体、フサザキスイセン根エキス配合。
抗糖化のオオバコ種子も。まずまずアンチエイジングやスキンコンディショニング作用の充実していそうな内容。

注目ポイント

ヒトオリゴペプチド-1やフサザクスイセン根エキスを配したエッセンス。
保湿力向上や皮膚再生といった効果を期待。

注意点

このブランドの中では効果が高そうなタイプといえますが、即効性タイプではなく永くじわじわと効かせていくタイプ。

総評

肌の保湿・抗炎症・免疫増強など、バリアの構築という面で有益性を感じさせる一品です。
いささか高額ではありますが、少しは期待させるだけのポテンシャルを持っていると見ていいでしょう。
おそらく、このブランドが持ち得る素材をほとんど投入しました、という内容とみられ、
このブランドのファンならこれを使うべき、という旗艦的な製品といえるのでは。

ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
セイヨウオオバコ種子エキスは、抗糖化作用により、肌の褐色化を防ぎ、抗シワ効果、肌の柔軟性を改善します。
機能成分はプランタゴサイドで、たんぱく質のグリケーションを防ぎます。
水溶性コラーゲンはフカヒレ、サケ、ヒラメ、カレイなどの魚の皮から抽出したコラーゲン。通称マリンコラーゲンとも呼ばれ、コラーゲンの中でも優れた保湿性を持つと言われています。
ヒトオリゴペプチド-1はEGF(上皮成長因子)という1986年にスタンレー・コーエン博士がノーベル賞を受賞した皮膚の表皮層を飛躍的に成長・再生・修復活性化させる成分。
ウコン根茎エキスは抗炎症・抗酸化作用を付与。
パルミチン酸レチノールはビタミンA誘導体で、抗シワ、抗老化、たるみ、シミ、乾燥を防ぐ効果を付与。
レイシエキスは霊芝の子実体を乾燥したもの。抗酸化作用に優れ、免疫増強作用を与える。
オウゴンエキスは抗酸化、保湿、抗炎症、抗菌、抗アレルギー作用。
ビフィズス菌発酵エキスは紫外線により損傷を受けたDNAを修復。また、免疫増強作用を示す。
ヒバマタエキスは抗菌作用、スリミング作用。
ヨクイニンエキスはハトムギ種子エキスと同義。抗炎症、鎮痛、排膿作用を持ち、皮膚再生作用、保湿、抗炎症効果を狙って配合される。
ハマメリス葉エキスは穏やかな抗炎症作用を付与。
マグワ根皮エキスは美白作用を目的。
ローズマリー葉エキスは抗酸化作用、皮脂の抑制作用、メラニン生成を抑制、収斂、血行促進作用。
ホウセンカエキスは抗酸化作用、美白作用を付与。
フサザキスイセン根エキスは休眠期の水仙の球根から得たエキス。角質層の水分量を高め、肌理を整えバリア機能を強化。