プリュ クレンジングアクアローション コスメ解析ドットコム

プリュ クレンジングアクアローション

スタイルクリエイト

プリュ クレンジングアクアローションの格付け

☆☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★★
品質:X
使用感:△
使う価値:X
うるおい:X
アンチエイジング:X
:影響力:◯ 悪い方で。
1mlあたり4.4 円

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プリュ クレンジングアクアローションの解析結果

世にも奇妙なクレンジング剤。



何が奇妙なのか、おわかりになるでしょうか。


注目ポイント

まずベースから見て行きましょう。イソステアリン酸PEG-20グリセリルが先頭。
非常に優れたクレンジング力とは思えないエモリエントタッチなので、ついアフターケアを怠りがちになってしまうタイプ。
しかし、必要な保湿因子も脱脂力によって落ちてしまいがちなので、必ずスキンケアを欠かす事はできないと認識すべきでしょう。


注意点

クレンジング力が優れている点、それ自体は悪いこととは言えませんが、
ステアルトリモニウムブロミド。これはカチオン界面活性剤。洗濯でいえば、柔軟剤。
カチオン界面活性剤は柔軟性を与え静電気を抑制する効果などがありますが、タンパク変性作用による殺菌という役割もあり、これが肌には大きなデメリットとなります。

なぜクレンジング剤にカチオン界面活性剤が・・。
理解に苦しむ恐るべし処方といえます。


総評

あまり例を見ない、クレンジング剤にカチオン界面活性剤という、何をしたいのか読めない設計の登場に困惑しています。
単純に考えれば、感触をユニークに演出したいのかな?と想像しますが、
いくらなんでも不必要なリスクを背負ってまで付随させるほどのものか。

これはありえません。


主な成分の解説

イソステアリン酸PEG-20グリセリルは安定性が高く細胞毒性が低めな乳化剤。優れた乳化力とpH,加水分解安定性で簡単に処方できる特徴があります。
マルチトールは麦芽糖(マルトース)の還元により合成。感触の良い保湿効果。
キシリトールはサトウキビの搾りかすから得たキシランを還元して合成した粉末。保湿性が高く、乾燥から肌を守る効果。
ステアルトリモニウムブロミド(4級カチオン界面活性剤)は静電気防止、指通り改善、ダメージ部の疎水性を復元し、シリコーン類の定着を促進。比較的低刺激。
アロエベラ葉エキスは抗炎症、線維芽細胞増殖促進作用、抗菌作用を付与。
グレープフルーツ果皮油はリラックス効果、食欲を抑制する効果などを持つ芳香性の精油です。

プリュ クレンジングアクアローションの全成分:

水、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、BG、ペンチレングリコール、マルチトール、キシリトール、ステアルトリモニウムブロミド、イソプロパノール、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、アロエベラ葉エキス、グレープフルーツ果皮油

プリュ クレンジングアクアローションの宣伝文,商品説明:

コットンにクレンジング化粧水をたっぷり含ませ、アイメイクやファンデーションとよくなじませた後、やさしく拭き取ります。
メイクが完全に落ちるまで、3.4回繰り返します。
クレンジング後の洗顔、スキンケアは必要ありませんが、気になる場合は水またはぬるま湯で軽くすすいで後、通常のスキンケアを行ってください。