ラミナーゼOIO UVクリーム コスメ解析ドットコム

ラミナーゼOIO UVクリーム

皮膚臨床薬理研究所

ラミナーゼOIO UVクリームの格付け

☆☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★
☆☆
しっとり感:×
さらさら感:△
さっぱり感:△
敏感肌適性:△
肌回復力:×
保湿力:×
アンチエイジング力:×
1mlあたり100 円
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ラミナーゼOIO UVクリームの解析結果

全然ダメです。


紫外線から守る前に、このクリーム自体が肌に負担になりそう。
というのも、まず紫外線散乱剤である鉱物パウダー類の被覆が甘そうで、肌に刺さりそうです。
その上、紫外線吸収剤も安っぽく中途半端で吸収具合によっては肌を刺激させます。
ステアリン酸グリセリル(SE)は石鹸が含まれており、肌を脱脂したり、肌荒れを招きやすい古い乳化剤。
DPGにヒリヒリとした刺激を感じる方も。
ベントナイトはアスベストに似た構造であることを心配しなくてはなりません。

これだけの懸念があっても、敢えて使いたくなる方はいるでしょうか。
品質が中途半端、というか低くて、工夫もなく、知恵もなく、肌にむしろ負担を強いる製品であることから使わない方がマシという結論に。


主な成分の解説

酸化チタンは非常にきれいな白色の顔料で、紫外線散乱剤としても用いられる無機化合物です。
シクロヘキサシロキサン、シクロペンタシロキサンは揮発速度が遅く、粘度も低いため柔らかな感触を残します。
紫外線吸収剤のメトキシケイヒ酸エチルヘキシル配合。
酸化亜鉛は"カラミン"の名で知られている収れん、抗炎症成分で、UV-Aを防御。
ステアリン酸グリセリル(SE)のような古いタイプの自己乳化型乳化剤には石けんが乳化に使われている場合が多く、これは刺激の素ともいえます。
ベタインはトリメチルグリシンというアミノ酸系保湿成分。浸透性に優れる保湿性を付与。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
ベントナイトは強力な粘性と乳化安定性を持つ成分ですが、泥系成分の中では不純物(針状シリカ)の含有があるタイプで、アスベストに似た構造であることから注意が必要。
シクロペンタシロキサンは揮発性のシリコーンオイルで、さらっとした感触を残し、揮発していくので肌への残存感がありません。
ワレモコウエキスはバラ科の多年草。タンニン、サポニンを多く含み、抗菌、収れん、抗炎症、美白作用などを付与。脱毛因子FGF-5の活性を抑制する作用を持つことが発見された。
ルイボスエキスは南アフリカ原産のアスパラサス・リネアリスより抽出されるエキス。カフェインを含まず、抗酸化作用が高い。
アロエフェロックス葉エキスはケープアロエの葉から得たエキスで、美白作用、抗男性ホルモン、脱毛防止効果などを付与。
フラーレンは1996年クロトー博士に発見されたノーベル化学賞受賞成分で、ビタミンCの125倍の抗酸化作用、プラセンタの800倍のコラーゲン産生促進作用を持つ成分。
マグワ根皮エキスは美白作用を目的。
シャクヤク根エキスは抗酸化作用、抗アレルギー作用、収れん作用、脂肪分解作用、免疫増強作用。
クララエキスはコラーゲン産生促進、女性ホルモン様作用、線維芽細胞増殖促進作用、肌バリヤ機能強化、CMC形成促進、抗菌、脱毛防止などを付与。

ラミナーゼOIO UVクリームの全成分:

水、BG、酸化チタン、メチルグルセス-10、シクロヘキサシロキサン、マイカ、DPG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ステアリルアルコール、酸化亜鉛、ベタイン、ステアリン酸グリセリル(SE)、ベヘネス-30、ホホバ種子油、1,2-ヘキサンジオール、水酸化Al、ベヘン酸、PEG-60水添ヒマシ油、水添ホホバ油、エタノール、グリコシルトレハロース、ベントナイト、アルギニン、メタリン酸Na、酸化ジルコニウム、加水分解水添デンプン、シクロペンタシロキサン、クエン酸Na、クエン酸、酸化鉄、ポリビニルピロリドン、トコフェロール、キハダ樹皮エキス、ヒアルロン酸Na、BHT、ワレモコウエキス、ルイボスエキス、アロエフェロックス葉エキス、フラーレン、マグア根皮エキス、シャクヤク根エキス、クララ根エキス、香料

ラミナーゼOIO UVクリームの宣伝文,商品説明:

CCクリームのCCは、Care(ケア)&Control(調整)のこと。
スキンケアからナチュラルメイクまで完了する、 高いスキンケア効果と肌色補正効果を持ったクリーム。
肌色ワントーンアップ!美しい素肌のような仕上がり。
紫外線カット、くすみ、肌色補正、美容成分たっぷり配合、クレンジング不要

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