ラス・エーアイ・サーティスリー(RAS A.I 33)

有効な成分を複数配合さいたリッチな美容液です。

特に、ノーベル賞受賞成分の２トップが実力派なので、ある程度アンチエイジング効果を期待できる製品とみていいでしょう。
その他の成分にしても、わりと良質でバランスもいいですね。
成分を見ていくと、
水添ナタネ油アルコールはエモリエント効果、保護効果、光沢を与える乳化剤、油性基剤。
フラーレンは1996年クロトー博士に発見されたノーベル化学賞受賞成分で、ビタミンCの125倍の抗酸化作用、プラセンタの800倍のコラーゲン産生促進作用を持つ成分。
ヒトオリゴペプチド-1はEGF(上皮成長因子)という1986年にスタンレー・コーエン博士がノーベル賞を受賞した皮膚の表皮層を飛躍的に成長・再生・修復活性化させる成分。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaは通称ペリセア。優れた浸透性でセラミドと同様の保湿機能と、髪にも浸透、補修、弾力向上、潤滑性向上、洗浄剤の刺激緩和、泡立ち安定など様々な改良効果を付与。
この３つあたりは大変効果的で、かつ配合量もなかなかなので使えそうな予感がします。
ポリクオタニウム-51はリピジュアの１種で生体適合性があり、ヒアルロン酸の２倍の保湿力を持つリン脂質ポリマー。
ムラサキ根エキスはシコンより抽出されたエキスで、シコニン誘導体により紫外線防止、コンディショニング効果、抗菌作用を付与する。
ビルベリー葉エキスはGABA産生促進作用、抗炎症、抗シワ、ヒアルロン酸産生促進、メラニン生成抑制、保湿、抗酸化作用。
クララエキスはコラーゲン産生促進、女性ホルモン様作用、線維芽細胞増殖促進作用、肌バリヤ機能強化、CMC形成促進、抗菌、脱毛防止などを付与。
ゼニアオイエキスはコラーゲン産生促進、女性ホルモン様作用により肌のハリを高めます。
ヨーロッパシラカバ樹皮エキスは極めて優れた抗酸化作用、タンニンによる収れん作用が高いため、配合量によっては刺激になるほど効能が高いレベルの成分です。
ノバラ油はカニナバラの果実から得られる精油。整肌作用、リラックス作用を与える。
シアノコバラミンは皮膚コンディショニング効果、整肌・保湿作用を付与。

エキス類も質がわりといいですね。
ということで、即効性と実力を兼ね備えた美容液と言ってしまっていいでしょう。
効果の種類としては、肌を回復させる・アンチエイジング・美白・潤いを内から湧き出させる・などとなります。
限りなく５つ星に近いのですが、しかし中には一流でない部分も散見されるため４つ星といったところでしょう。
一流でない部分というのは、リン酸アスコルビルMgだったりPVP、キサンタンガムあたりが怪しいわけですが、
クオリティとしてはまずまず、使って価値を感じられる一品だと言えます。