ラシンシア ATPリピッドゲル コスメ解析ドットコム

ラシンシア ATPリピッドゲル

ラシンシア

ラシンシア ATPリピッドゲルの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
☆☆☆☆
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:△
敏感肌適性:○
肌回復力:×
保湿力:△
アンチエイジング力:×
1mlあたり40 円

このエントリーをはてなブックマークに追加

ラシンシア ATPリピッドゲルの解析結果

そこそこに、保湿効果は悪くない。


全身用の保湿剤?ということですから、ベースの基剤はベタつきを感じにくい油剤でほぼ統一されています。
しっとりよりは、さらさらとか、滑らかに近い感覚。

肝心の保湿剤は、リピジュア、セラミド様成分、シアバター、エルデュウ、スクワランといった面々で構成。
悪くはないが、迫力は少なめ。
迫力はないが、そこそこ保湿力はある。どちらの表現もあたっていると思います。

決定的に優れていることはありません。
しかし、平均的な保湿剤より質の良い部分はいくつかあり、使って損をするようなことはないといえるレベルではあるでしょう。

5000円払って買うかと言われたら、やや微妙な気もしますが、保湿効果自体は決して低いレベルではないと言えます。


主な成分の解説

トリエチルヘキサノインは2-エチルヘキサン酸とグリセリンのトリエステルで、サラっとした感触の油性基材。閉塞性の高い→フタをするような油膜で肌の潤いを逃がさない特徴。
エチルヘキサン酸セチルはさっぱりした感触に基剤向けエステル。延びがよく肌なじみが良い。
グリコシルトレハロースはトウモロコシデンプン由来のトレハロースにグルコース(ブドウ糖)が数個結合した多糖体。べたつかず、高い保湿力、細胞活性化作用を付与する。
加水分解水添デンプンは、加水分解デンプンに水素添加したもの。トウモロコシデンプン由来で、抗炎症・保湿・肌荒れ抑制、感触向上効果。
でん ベタインはトリメチルグリシンというアミノ酸系保湿成分。浸透性に優れる保湿性を付与。
ポリクオタニウム-51リピジュアの1種で生体適合性があり、ヒアルロン酸の2倍の保湿力を持つリン脂質ポリマー。
カミツレ花エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、女性ホルモン様作用、抗炎症、血行促進、発汗作用を付与。
シア脂は、中央アフリカに分布するシアの種子から得た脂肪で、紫外線吸収、毛髪の滑り感低下抑制、キューティクル保護、毛髪強度向上、血行促進効果を付与。
ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)はアミノ酸系界面活性剤で、エモリエント効果、角質水分増加作用を付与します。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
カッコンエキスはクズの根から得たエキスで、紫外線防止、ニキビ抑制、美白作用などを付与。
アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見され、尿素から合成、もしくはコンフリーから抽出され原料化されている成分。抗炎症作用、細胞活性化作用が優れる 。
ビサボロールはカミツレの花の精油のいち成分。抗炎症作用、穏やかな抗菌作用を示す。

ラシンシア ATPリピッドゲルの全成分:

水,グリセリン,トリエチルヘキサノイン,ジグリセリン,ペンチレングリコール,エチルヘキサン酸セチル,BG,グリコシルトレハロース,加水分解水添デンプン,ベタイン,水添レシチン,ウマスフィンゴ脂質(ビオセラミドCH),リゾレシチン,ポリクオタニウム-51(リピジュア),カミツレエキス,ローズ水,シア脂,ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)(エルデュウ セラミド類似成分),スクワラン,カッコンエキス,グリチルレチン酸,アラントイン,ビサボロール,グリチルレチン酸ステアリル,トコフェロール(天然ビタミンE),水酸化Na,カルボマー,(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー ,フェノキシエタノール

ラシンシア ATPリピッドゲルの宣伝文,商品説明:

肌乾燥を防ぐ全身ゲルクリーム。
新しくカッコンエキスやトレハロース・リピジュアを配合しました。
もっと潤い、さらっとした使用感になりました。

ラシンシア ATPリピッドゲル2015 (c)コスメ解析ドットコム