レッセル(ReCell) DDSコンセントレート・クリーム プレミアム コスメ解析ドットコム

レッセル(ReCell) DDSコンセントレート・クリーム プレミアム

株式会社MEDIC

レッセル(ReCell) DDSコンセントレート・クリーム プレミアム

レッセル(ReCell) DDSコンセントレート・クリーム プレミアムの格付け

★★★★

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感: ○
さらさら感: ○
さっぱり感: △
敏感肌適性: ○
肌回復力: ○
保湿力: ○
アンチエイジング力: ○
1mlあたり1000 円
15 ml/15000 円

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レッセル(ReCell) DDSコンセントレート・クリーム プレミアムの解析結果

皮膚に馴染みながらアンチエイジング効果を見せつけたい一品ですが、


中心となるノーベル賞成分は当然期待を持てる成分ではあるのですが、案外その他の油性基剤や添加成分が15000円という値付けに見合ったクオリティに達していないのではないかと見ます。

成分を見ていくと、
フィブロインは絹の70-80%を構成する繊維状たんぱく質で、乳化力・使用感の改善や、皮膚細胞生育促進性を持つ。多孔質であるため、通気性,水蒸気透過性があり、さらっとした感触を付与。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
プロパンジオールはデンプンを発酵して得たグリコールの一種で、高い抗菌性、良好な保湿性、毛髪にはしっとり感、潤滑性、軽いタッチを与えます。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
オリザノールは米ぬか油、およびコメ胚芽油に特有の生理活性成分で、抗酸化作用、皮膚温上昇、美白作用、皮脂腺賦活作用、抗アレルギー作用が与えられる。
アボカド油は皮膚親和性が高く柔軟効果に優れる。
フラーレンは1996年クロトー博士に発見されたノーベル化学賞受賞成分で、ビタミンCの125倍の抗酸化作用、プラセンタの800倍のコラーゲン産生促進作用を持つ成分。
ヒトオリゴペプチド-1EGF(上皮成長因子)という1986年にスタンレー・コーエン博士がノーベル賞を受賞した皮膚の表皮層を飛躍的に成長・再生・修復活性化させる成分。
ヒトオリゴペプチド-13FGFと呼ばれる酸性線維芽細胞成長因子で、肌の奥、真皮に浸透してコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの成長と増殖を強力に促進。
β-グルカンはキノコや酵母に多く含まれる多糖類の一種で、ヒアルロン酸以上の保湿力とサラっとした感触を特長としています。
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Naは空気中でも酸化安定性を有する油溶性ビタミンC誘導体で、抗酸化作用、コラーゲン生成能促進といった効果を付与。
シア脂は、肌に塗ると溶けて浸透する感触の良いエモリエント剤。紫外線吸収効果も。
カラギーナンは野生の紅藻が原料で、流動性のあるゲルを作成。
ポリビニルピロリドン(PVP)は水に溶けると増粘、結合作用を示す合成ポリマーで、乾燥すると突っぱるようなハリを与える。ただし、吸湿性があり、湿度が高いとハリを失う。

総合すると、
肌なじみの良い油剤と抗酸化・整肌作用成分を織り交ぜたクリームとなっています。

確かに抗酸化作用は優れタッチも滑らか、質の良さを感じるには充分な製品といえます。
が、さすがに強気すぎる値付けに見合ったものかと言われると、あらゆる面でもうひと押し足りないかなと見ます。

より優れた製品が実在するということもありますし、それらはこの製品より安価であるという点も考慮しなければなりません。

非常に価値はあり、レベルは高い部類の一品ですが最上級よりは手前のポジションにあるという印象です。

レッセル(ReCell) DDSコンセントレート・クリーム プレミアムの宣伝文,商品説明:

特許製法「シルクフィブロイン乳化」によるクリームです。シルクに含まれる豊富なアミノ酸が皮膚細胞を活性化します。

レッセル(ReCell) DDSコンセントレート・クリーム プレミアムの全成分:

水、海水、フィブロイン、スクワラン、プロパンジオール、グリセリン、ベヘニルアルコール、オリザノール、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、アボガド油、フラーレン、ヒトオリゴペプチド-1、ヒトオリゴペプチド-13、β-グルカン、ヒアルロン酸Na、カカオ脂、グリチルリチン酸2K、水添レシチン、大豆フィトステロール、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、トコフェロール、シア脂、カラギーナン、キサンタンガム、PVP、BG、ホウケイ酸(Ca/Na)、酸化銀

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