レドナ モイストリッチミルク

リッチなタッチとなかなかに優れた抗シワ効果。

ターゲットとしてはエイジングスキン、つまり加齢によるシワを何とかしたいという方むけのミルクです。
効果的な保湿成分、肌の内側から潤いを引き出すような機能を持った抗シワ成分、肌のハリを改善する成分、、贅沢、リッチな内容で頼もしい存在です。

成分を順に見ていくと、
オリーブ油は”水油”と呼ばれるように、液体の油で肌や髪に少し浸透してエモリエント感を持続させます。
メドウフォーム油は北カリフォルニア、南オレゴンなどに自生するメドウフォームの種子から抽出されたオイルで、エイコセン酸を主成分とし、しっとりと滑らかでべたつかない感触を与える。
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルはパルミトレイン酸を多く含み、人の皮脂に類似したエステル。
体温付近に融点があり、非常にタッチのいいオイルです。
イソステアリン酸イソステアリルはリッチな感触を与える油剤。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
アルガニアスピノサ核エキスはアルガンの核から抽出したエキスで、目尻のシワ、首元のシワの改善、抗酸化作用、ハリ・引き締め作用を付与。
水溶性コラーゲンはフカヒレ、サケ、ヒラメ、カレイなどの魚の皮から抽出したコラーゲン。通称マリンコラーゲンとも呼ばれ、コラーゲンの中でも優れた保湿性を持つと言われています。
ビフィズス菌発酵エキスは紫外線により損傷を受けたDNAを修復。また、免疫増強作用を示す。
加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリルはヒアロリペアと呼ばれ、乾燥肌のラメラ構造を修復し肌バリや機能を強化。肌の保湿効果を高める目的で配合されます。
イノンドエキスはエラスチンの各パーツを架橋させる接着剤様の作用をし、肌の弾力を保ちシワを改善。
カミツレ花エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、女性ホルモン様作用、抗炎症、血行促進、発汗作用を付与。
水溶性プロテオグリカンは鮭の鼻軟骨由来の抗シワ、保湿、コラーゲン産生促進、肌荒れ改善、皮膚弾力改善効果、美白効果。
ヒオウギエキスはイソフラボンを含有し、女性ホルモン様作用、美白作用、抗老化作用を付与。
加水分解エラスチンは皮膚弾力性を高める。
メマツヨイグサ抽出液(月見草エキス)は他に類を見ない高いポリフェノール量と強い抗酸化作用を背景に、抗シワ、フケ抑制、消臭、ニキビケア、美白作用。
ハイブリッドローズ花エキスはAGEs(最終糖化生成物)の精製を抑制する抗糖化作用を付与し、保湿、ハリ、弾力を保持する効果。
ザクロ果実エキスはヒトの女性ホルモンと類似した活性を持つ成分で、肌の弾力を増す、皮脂の過剰な分泌を抑制する、育毛、美肌といった優れた効果を付与します。
セラミド2は皮膚の角層や毛髪に多く含まれるセラミドで、特に,毛髪で88%の構成比を占める。
セラミド3はN-ステアロイルフィトスフィンゴシンという名称で、とくに皮膚角層の保湿性を維持するセラミドの一種です。
セラミド6,2 (N-2-ヒドロキシステアロイルフィトスフィンゴシン)は、構造中にピーリング効果を持つAHAを結合させており、皮膚の代謝を促進し、皮膚を滑らかにする効果があるセラミド。
シアノコバラミンは皮膚コンディショニング効果、整肌・保湿作用を付与。
ポリクオタニウム-51はリピジュアの１種で生体適合性があり、ヒアルロン酸の２倍の保湿力を持つリン脂質ポリマー。

リッチな使用感とプルプルの仕上がり、効果も実際に高い製品といえます。
が、一級品のそれと比べるとわずかに決定力に欠ける印象も否定出来ません。
この製品の良さは比較的安価でありながら高品質成分を配合、という点にありますが、
一級品と呼ぶにはもう１つ越えなければならない山があるな、という印象です。
全くもってクオリティは高いのですが、ある程度永く使わないと変化を実感できる可能性が低くなってしまうタイプといえなくもありません。
お試しになる場合は、ある程度長い付き合いを。