レドナピュア フレッシュモイストローションIII（しっとり）

まずまず感触のいい内容です。

使用感はしっとりで、効能のレベルはなかなか悪くない程度に付与されます。
中でも、やはり保湿効果を軸とした有効成分が見どころでしょう。

成分を見ていくと、
ローズ水はセイヨウバラまたはダマスクバラの花を水蒸気蒸留によって得られる芳香性の水。表皮からβ-エンドルフィンの遊離を促進する作用があり、皮膚細胞代謝活性化、メラニン生成抑制作用を持つ。
ベタインはトリメチルグリシンというアミノ酸系保湿成分。浸透性に優れる保湿性を付与。
グリコシルトレハロースはトウモロコシデンプン由来のトレハロースにグルコース(ブドウ糖)が数個結合した多糖体。べたつかず、高い保湿力、細胞活性化作用を付与する。
加水分解水添デンプンは、加水分解デンプンに水素添加したもの。トウモロコシデンプン由来で、抗炎症・保湿・肌荒れ抑制、感触向上効果。
カミツレ花エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、女性ホルモン様作用、抗炎症、血行促進、発汗作用を付与。
ヒナギク花エキスは美白作用。
エーデルワイスエキスは抗酸化、抗老化作用。
ビフィズス菌発酵エキスは紫外線により損傷を受けたDNAを修復。また、免疫増強作用を示す。
乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液は乳酸桿菌によりブドウ発酵液の有効性を最大限に引き出したエキスで、保湿、抗シワ、皮膚弾力改善効果を付与。
オリーブ葉エキスはオレウロペインを含有したエキスで、皮膚の老化を防ぎ、肌荒れを改善する効果。
加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリルはヒアロリペアと呼ばれ、乾燥肌のラメラ構造を修復し肌バリや機能を強化。肌の保湿効果を高める目的で配合されます。
加水分解酵母エキスは細胞活性化、線維芽細胞増殖促進作用、免疫増強作用を付与。
アセチルヒアルロン酸Naは、アセチル基を持つ構造により肌と親和性を高め持続性を持たせています。
エクトインはたんぱく質を取り巻く水を持続的に保護し、抱え込む特殊な保湿効果を持つ成分。
ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)はビタミンB3で、血流促進、コラーゲン産生促進、タンパク質の合成促進、皮脂抑制、抗ニキビ作用。
ビオチンはビタミンHで、肌荒れ改善効果。
ジパルミトイルヒドロキシプロリンはコラーゲンを主に構成するヒドロキシプロリンをアシル化したアンチエイジング成分。コラーゲン繊維収縮を促進し、エラスターゼ活性を正常化、抗酸化作用を付与。
チューベロース多糖体は皮膚表面を平滑化する多糖体で、月下香の白い花びらから抽出。温度による変化がほとんど起こらず、寒冷乾燥環境でも角質を確実に保湿します。
ポリ-γ-グルタミン酸は肌、髪を包む皮膜形成と、肌内部から保水力を引き出すコラーゲン産生促進作用を付与。
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルはパルミトレイン酸を多く含み、人の皮脂に類似したエステル。
体温付近に融点があり、非常にタッチのいいオイルです。

多く有効成分を含むわりに全体的にはそれほどでもありませんが、
一定の保湿効果、しっとり感は体感できるであろう内容です。
また、抗酸化作用、整肌作用も標準的な製品よりは上です。
わずかに保湿の持続性も高く、長く使うことでメリットが増していくタイプといえます。
中の上くらいのローションです。