レステモ ガスール フェイシャルーソープ

一般的な石鹸に比べるとややコックリした感触。
ベースの石鹸素地はそんな印象からはじまります。

石鹸以外には、モロッコ溶岩クレイ。海シルト。汚れ吸着除去の多孔質成分です。
ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド3、トレハロース、オリーブ、アミノ酸各種、コレステロールが保湿。

潤滑性のシルク、ヘキサ（ヒドロキシステアリン酸／ステアリン酸／ロジン酸）ジペンタエリスリチルも少量配合。
抗酸化の白金、ココイルイセチオン酸Ｎａ、ラウロイルグルタミン酸Ｎａはともに石鹸のデメリットを少し緩和することを目的としているようです。

全体としては、いわゆる石鹸によりメリットを考えた時に、アルカリ性であることで油汚れを容易に溶かし落とせるというものがありますが、
この製品の場合はその性質をうまく利用して、余計な洗浄力は最小限に抑えていますし、
石鹸自体もややこってりさせて脱脂力をマイルドにしています。
少量配合のアミノ酸界面活性剤も石鹸のデメリットをやや緩和。
それに加え、使用感、使用後感をかなり丁寧に計算して作っているな、と思わせる処方です。
パパイン、サボンソウといった天然清浄成分で優しくアプローチしている面もなかなか良い印象です。
このくらいになると、石鹸の良くない部分をほぼカバーできているのでオススメしてもいい製品ということができるでしょう。
石鹸の使用感で、かつ肌に優しく、低刺激で落とす物は落とせて、肌の滑らかさを使用後にしっかり感じたい方にはおすすめです。
もちろん、乾燥肌、敏感肌である場合はこの製品よりもアミノ酸系洗浄剤のものがより理想的となります。