レイ ブリージング ローション

少しの物足りなさ。

ごくシンプルな構成で、エキス類の効果だけを期待した一品。
中でも、乳酸桿菌/ダイズ種子発酵エキス液に多くを委ねた格好です。

注目ポイント

乳酸桿菌/ダイズ種子発酵エキス液の効能としては、肌の内側から保湿因子を産生させる効果を付与、という優れた役割があります。

注意点

悪くありませんが、5000円オーバーの化粧水としては少し物足りない印象も。

総評

乳酸桿菌/ダイズ種子発酵エキス自体は比較的有益ではあるものの、他の要素はやや貧相で全体的な能力に関しては疑問符が残ります。
もう少し効能を期待させる何かがあっても良いかな、という印象は拭えません。

ダイズ発酵エキスはグルタミン酸ポリマーを主体とする高粘度蛋白水溶液。
単なる被覆効果だけでなく、角質内部から天然保湿因子を産生させる効果があり、しっとりとした感触を与える。
アロエ液汁は抗炎症、線維芽細胞増殖促進、抗菌作用を持つエキスです。
アルニカ花エキスは抗酸化作用、メラニン生成を抑制。
セイヨウオトギリソウエキスは抗炎症、創傷治癒、抗酸化、皮膚軟化、浄化作用。
シナノキエキスは保湿収れん、血行促進作用。
セージ葉エキスは抗酸化作用、ヒアルロン酸産生促進作用、メラニン抑制作用、収斂作用を付与。
トウキンセンカ花エキスは金盞花というオレンジ色の花のエキスで、抗菌、整肌、抗炎症、清浄作用を与えるカロチノイド,サポニン,フラボノイドを含有します。
ゼニアオイエキスはコラーゲン産生促進、女性ホルモン様作用により肌のハリを高めます。