リジュヴィナス エンリッチド ローション

ピーリング剤そのもの。

主にピーリング効果メインの設計となる一品です。
ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸のピーリング作用をはじめ、ハイビスカス花エキスなどのヨクイニン的角質除去効果などが主体となっています。

タッチは滑らか、香り付けにも多少力が入っている内容に、
抗シワ成分であるサーマスサーモフィルス培養物も配合。
整肌作用も多少期待できる内容です。

ただ、この製品はやはりピーリング効果をおいて語れない雰囲気ですので、
角質を除去することで肌のトーンアップという目的の方向けです。
しかも、一般的な化粧品のレベルのピーリング製品よりも、多少効果は高めかもしれません。

ピーリングは、確かに即効で肌の柔軟性をアップしたり、一時的にトーンアップ効果を示すことができるお手軽な手法ではありますが、
基本的に、角質は肌のバリアそのものです。
バリアを剥がしてまで、見た目や手触りの良さを追求するのはあまりに強引な手口と言わざるを得ません。
ごくごくたまに、何年かに一度程度なら問題にはなりにくいでしょうが、
日常的にこういった負担の大きい物を使うことだけはやめたほうが賢明です。

ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシランはポリオキシエチレン変性のシリコーンワックス。ベタつきの軽減、泡質の改良効果。
ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸は皮膚剥離を促進するアミノスルホン酸誘導体。角質剥離とは、つまりピーリングのことです。
アデノシン三リン酸2Naは高エネルギーによる皮膚細胞を活性化させる効果でアンチエイジング効果を付与。
アンマロク果実エキスはトウダイグサ科アムラ果実より抽出したエキスで、ビタミンCが非常にリッチに含有され抗酸化作用、抗炎症作用、コンディショニング効果を付与。
ハイビスカス花エキスはシアニジンの配糖体を含むエキスで、抗炎症、皮膚細胞の活性化を付与。さらに、ピルビン酸による整肌作用でヨクイニンのような効果。
リナロール は植物の香りを構成する成分の１つで、ラベンダーやベルガモットの様な香調を持ち、リラックス作用、抗鬱作用、皮膚細胞活性作用、抗菌・抗ウイルス効果を付与します。
サーマスサーモフィルス培養物は深海の海底2000m、温度75℃という環境下で生息するサーマスサーモフィルスを培養した活性成分。
抗老化、抗シワ効果を付与する。
ザクロ果実エキスはヒトの女性ホルモンと類似した活性を持つ成分で、肌の弾力を増す、皮脂の過剰な分泌を抑制する、育毛、美肌といった優れた効果を付与します。