サッポー クレンジングクリーム コスメ解析ドットコム

サッポー クレンジングクリーム

サッフォ化粧品

サッポー クレンジングクリームの格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★★
☆☆
品質:X
使用感:△
使う価値:X
うるおい:△
アンチエイジング:X
:影響力:X
1mlあたり24 円

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サッポー クレンジングクリームの解析結果

ミネラルオイルの乳化力と石鹸によるクレンジングクリーム。



オリーブ油やミツロウなどで感触はエモリエントですが、構造としてはシンプルです。


注目ポイント

石鹸クレンジングといっても良いくらいに、石鹸の特性が多く取り入れられたクリームとなっています。


注意点

当然、基剤が石鹸では肌に良いわけがありません。
同じクリーム状に乳化するにしても、石鹸による乳化というのは化粧品では底辺の手法といっていいでしょう。


総評

要は、クレンジングと洗顔を併せたような特徴なのですが、いずれにしても品質が低く、クレンジングとしても洗顔としても褒められたものではありません。 これだけの高額な支払いをしてまで手に入れるべきものとは、到底思えないのであります。


主な成分の解説

ミネラルオイルは石油原油を蒸留し固形パラフィンを除去した炭化水素系油剤。
皮膚によく延び、浸透性がないため無刺激。油との相溶性が強く、クレンジング基剤としても広く使われる油剤。
ステアリン酸グリセリル(SE)のような古いタイプの自己乳化型乳化剤には石けんが乳化に使われている場合が多く、これは刺激の素ともいえます。
ミツロウは、ミツバチの巣の元となるロウを精製。融点が高く、コクを与えながら使用感が良いので保湿成分として用いられます。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
オリーブ油は”水油”と呼ばれるように、液体の油で肌や髪に少し浸透してエモリエント感を持続させます。
アボカド油は皮膚親和性が高く柔軟効果に優れる。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
ローヤルゼリーエキスはコラーゲン、エラスチンの生成を促進するデセン酸や、保湿、ハリ、抗酸化作用を持つ栄養価の高い成分。
アラントインは牛の羊膜の分泌液から発見され、尿素から合成、もしくはコンフリーから抽出され原料化されている成分。抗炎症作用、細胞活性化作用が優れる 。
アルニカ,オドリコソウ,オランダカラシ,ゴボウ,セイヨウキズタ,ニンニク,マツ,ローズマリー,ローマカミツレエキスは、抗菌・抗酸化・抗フケ・育毛・抗脂漏性皮膚炎を期待するエキスセットです。

サッポー クレンジングクリームの全成分:

ミネラルオイル / 水 / BG / ステアリン酸グリセリルSE / ジラウレス-10リン酸Na / ステアリン酸 / ポリソルベート60 / ミツロウ / ステアリン酸グリセリル / スクワラン / オリーブ油 / アボカド油 / ホホバ油 / PEG-60水添ヒマシ油 / ローヤルゼリー / ローヤルゼリーエキス / ヒアルロン酸Na / アラントイン / アルニカ エキス / オトギリソウエキス / カミツレエキス / シナノキエキス / スギナエキス / セージエキス / ゼニアオイエキス / トウキンセンカエキス / セイヨウノコギリ ソウエキス / トコフェロール / カルナウバロウ / グリチルリチン酸2K / ラウレス-9 / ベヘニルアルコール / エタノール / パルミチン酸セチル / シメチコン / ジメチコン / 水酸化K / 香料 / プロピルパラベン / ブチルパラベン / メチルパラベン / ラウリル硫酸Na

サッポー クレンジングクリームの宣伝文,商品説明:

クリームタイプではなく、クリームそのもの。
肌にのばすと体温と調和しクリームが液化。なめらかな指すべリで、メイクや毛穴の汚れをしっかり浮かします。
贅沢な成分を配合した純なクリームにすることにより肌の過敏性を鎮め、油溶・水溶性の成分や汚れにも同時対応、効率よくメイクや汚れを肌から優しく浮き上がらせます。

サッポー クレンジングクリーム2015 (c)コスメ解析ドットコム