スフィーダ・ナノエマルジョン

微妙に、保湿効果。

水添レシチンはDDSドラッグデリバリーシステムの働きを持つナノ素材でもあり、この製品の売りである（ナノエマルジョン）を体現している部分といえるでしょう。
その他に擬似セラミドの保湿効果、キチン、グルタミン酸の保湿作用というシンプルな構成をとっていて、
ナノテクを使っているといっても効果は二流な印象。

これといってインパクトは残せることもなく、持続的に恩恵が残るような様子もなく、
淡々と保湿効果を一時的に感じさせるタイプのよくある化粧水のよう。

もし、保湿効果を望んで購入を検討しようとしているなら、この製品をオススメしようという気にはなりません。
あまりにも”ちょっとした保湿効果”すぎて、高額に見合ったものを得られるとは思えないゆえに、です。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル／オクチルドデシル)は疑似セラミドと呼ばれ、ヒアルロン酸の2倍の保湿効果を発揮。

グルタミン酸は酸性極性側鎖アミノ酸で、保湿、角層代謝を促進する役割。
カルボキシメチルキチンはカニの甲殻由来の多糖体。抗シワ、保湿、コンディショニング効果、ハリ、弾力付与。